|
カテゴリ:カテゴリ未分類
まるで中学生日記の主人公か,はたまたガンダムのアムロ・レイか?(笑),というような甘ったれた暴言を吐き,しばらく家族に会わない宣言をしてしまった。 その頃,何故か家族といると違和感を感じたり疎外感を感じることが多かったこともあった私。一人暮らしなことが幸いしてしばらく会わないという宣言は容易に実行できそうだった。 母にタンカを切ったのに母からは何の電話もメールもなかった。昔から母は,放任主義というか少し冷たいとさえ感じさせるところがあり,わたしは何度となく寂しく思いをしていた。 だから正直,母のこの対応に 「やっぱりね」 というあきらめを感じた。代わりに姉から何度も着信があったが,タンカを切った手前,何をしゃべったらいいかわからず電話には出ないまま幾日も過ぎて行った。 友人や彼氏に話しを聞いてもらうと,最終的には「まぁはよ仲直りしぃや~」という結論になり,意地っぱりな私は『あ~めんどくさい…ってか私が謝るわけ?』なんて気分になり,家族にあわないまま半月が過ぎた。 そろそろ家族に会わないと年末年始気まずいよな…と思い始めた今日,勇気を出して?久々に実家に行った。 いざ行くとなるとやっぱりふて腐れの虫がでてきて,ちょっと不機嫌な顔で実家の居間に足を踏み入れると母が 母「久しぶりやなぁあんた~!」 わたし「うん…」 とぎこちなく会話を始めると,居間のテーブルに大量の手作りビーズアクセサリーが。 私「何これ?どうしたん?」 妹「お母さんがお姉ちゃんのために作ったん」 びっくりした。一個や二個じゃなく何種類もあったから。 母は 「あんた,お姉ちゃんの結婚式で首元寂しかったから…これ,あのワンピースに合うやろ?」 メールも電話もなかったけれど,母なりに私のことを気にしていたのかな?と思うと,自分の子供っぽさと我が儘っぷりを大後悔した。 かと言って大袈裟に喜ぶことも,謝ることも出来ず,素知らぬ顔でご飯を食べいつものように団欒して帰ってきました。 テレビを見ながら, 私「お母さん,これつけてみていい?」 と試着?したアクセサリーをそのまま着けて実家を後にしました。ちゃんとは謝れなかったけど,きっと母も察してくれているという気がします。やっぱり家族だね… 今回のことで1番思ったのは,『人はみんな思いを言葉にするとは限らない』,ということ。口に出して心配したり,優しくすることだけが全てじゃないなって。 そこを尺度にしているとそのうち取り返しのつかない大後悔をしそうなので,今日を境にもう少し表面以外の気持ちを汲み取れるようになれたらなと思った。しかし,この年になって親に我が儘言っちゃいかんなぁほんと。罪悪感の嵐に苛まれます(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月17日 00時44分43秒
コメント(0) | コメントを書く |