日々めも。

今日は朝から嫁いだ姉を含め家族水入らずで初詣に行ってきました。

昨日，石山寺に参ったから初詣ではないんだけど，両親が離婚している我が家では，毎年年始に一同が会して小旅行を兼ねた初詣に行くと決まっているのです。

今年は西宮にある『門戸厄神』に行ってきました。もちろん家族の誰も行ったことがない場所なのだけど，うちの父はやたら道には自信があるらしく「大体わかる！」と勘と地図を頼りに一路，西宮へ。

高速を降りて大分近くまで来た！って頃。やっぱり迷ってしまった。まぁそりゃそうよね。地図にも限界があるし，目的地に近付くにつれて標識もすくなくなるし…

そこで！レンタカー（家族6人乗るために最近遠出の際にはレンタカーを借りる）に付いているナビを起動することに。

レンタカーを借りて初詣に行くようになって確か今年で3年目。大体大型のワゴン車にはナビが搭載されているがウチの家族は使いこなせた試しがない(笑)

機械オンチなわけではないはず…なんだけど，とにかく根気がない。嬉しがって立ち上げてはみるもののいつも目的地設定が出来ず，
「ナビ，役に立たへんなぁ！」
と地図や標識でたどりつく。（れっきとした機械オンチですね(笑)

今年こそ，今年こそはナビくらい使いこなしてやろうではないの！と，路肩に車を止め，みんな座席から身を乗り出して目的地設定開始！

「まずは兵庫県で検索やろ～」
「門戸厄神って寺？神社？」
「住所は？」
「それよか今どこにいるわけ？」

と後部座席からの娘・息子の小うるさい声に，最初はおぼつかない人差し指でボタンを押していた父がついに…キレた！

父「も～！うるさい！ちょっと待てお前ら！（｀◇´）ゞ」

基本，亭主関白な我が家はブチブチ言いながらもしばし父の出方を待つ。と，突然父が
「よっしゃ！わかった！これはいいぞ！もう辿り着けるぞ！」

…おぉ！ナビの使い方わかったか？！…
と期待と羨望の眼差しが父に注がれる！

ところがナビには触れず無言で車を走らせる父。車を止めたのは交番の前だった。

父「ちょっと待っとけよ～♪」
といそいそと交番に入って行く父の後ろ姿を見ながら，今年もナビとは仲良くできそうにない我が家を予感したのでした☆(^-^;