日々めも。

先日わたしが蟹をほうばっている頃，Ｒ1グランプリがあったようで。

Ｍ1にくらべるとイマイチ私の中で時期が定着していなかったこの笑いの祭典。

どうやらザ・プラン9のなだぎさんが獲ったようですねぇ。

なだぎさんといえば『ディラン』

のネタしか知らないのでビデオに録って今日見たという彼に「何のネタで優勝しはったん～？まさかディラン？」と聞くと

「あたり！ディランやで」

ディランというのはいわゆる海外ドラマの先駆け？←（私の中では）の『ビバリーヒルズ高校白書』の登場人物である。ちょっとワルッぽくてキザでかっこいい男性キャラで，まさにニヒルという表現がぴったり！

ビバヒルはかなりキャラの濃ゆい登場人物たちがたくさん出ていて，我が三姉妹はしょっちゅう物まねをしてふざけていた。

なんでも『です・ます』をつけるデビッド坊やや，ちょっと優等生なブランドン。と，考えてみると吹き替えやってる声優さんが個性をつけてただけなんやなと今ならおもうけど。

あの頃は吹き替えのイメージ＝キャラだから(笑)まぁそんなこんなのキャラだちしまくりのビバヒルをネタにする男性芸人がいるとは目のつけどころが良いなぁなんて感心していた。

まぁアムロのものまねをする若井おさむなんて芸人さんもいるわけだし，芸人さんは「このネタいける」と，信じて貫いた者勝ちかなという気もする。

しかし彼がディランネタを面白かったというので思わず

「ビバヒル見てたん？」
と聞くと
「ううん，見たことない。でも外国人の吹き替えって大体あんな感じやん？」

…ちっが～う！あれはビバヒル見てた人にはある種の感慨すらある，面白ネタなの！…

と言おうとしたけど，前に彼に言われた言葉を思い出して飲み込んだ。

私がテレビに出ている長州小力を見て笑っていた時，
彼「ところで長州力，知ってるん？」

私「へ？知らん」

彼「そうなんやぁ。でも笑えるんやなぁ？」

私「うん，なんか喋り方面白いやん？」

彼「そんなもんかぁ…似てるんやけどなぁほんまに」

とちょっと残念そうにしていた彼…まさに今，ディランネタに関して同感だわ（ ￣ー￣）雰囲気でも何でも笑わせた者勝ちってことかな(笑)