声でばれてしまう
アニメとマンガでこういうところはむつかしいなと思ったこと。 あるアニメで漫画原作ではセリフが文字であったことで、読者も物語後半までわからなかった真実に驚く、という演出があったのですが、アニメではそれが声優さんの声で分かってしまうといういただけない状況に・・・ これ、アニメを作るときにちょっと考えてほしいですよね。原作をそのままアニメ化したことによって、重大ななネタバレになってしまう。推理小説で顔の見えない犯人が映像化の際、声でばれてしまうような。 たとえばこのシーンでは、あえて音声を流さない(文字で会話を成立させるなど)。こういうのは、昨今問題になった勝手な改変ではなく、より原作のテイストを忠実に再現するための演出だと思いますが。 特に原作ではこの部分が重要な物語のポイントだっただけに残念です。