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テーマ:幸慶家の農業日誌(470)
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今日「本葬」が行われた。初めての「お相伴役」が待っている。
昔の葬儀は最低3日は掛かっただろうか。それこそ隣近所総出の協力体制。役割分担を決め、それはそれは、大事業だった。 男性陣は「酒」を頂きながらの作業で問題ないのだが・・・ お料理担当には、女性が携わるのが常だが、これがまた「大変」!! 何処の組にも1人や2人は、「やかましい」女性がいて、味付け、メニューについてやかましいのだ。1人なら、「リーダー」となって皆を取りまとめるのだが、 こんな人が2人いたら、さあ~大変!他のメンバーどちらの「やかましさ」?に追随すればよいのか困ってしまう。
そんな昔の葬儀に、老いさんは若い頃から「帳場」に配属され、香典の記帳から、弔電、野辺送りの配役発表ばかりを務めて来た。 先日の葬儀にもしかり・・・ 所が今回、「喪主」が女性ということから、何時も「お相伴」を務める長老が喪主の手助けをしなければならない事から、老いさんに廻って来たという訳だ。
何せ初めての事。しかも、お寺様を前にしてのお務め・・・ 食事後、式場の係員から説明を受ける
簡単に言うと、お寺様への「お毒見役」という事らしいのだ。 お寺様ご一行は一緒には見えないので、お見えになった方のお出迎え、大きな重い荷物が有ればそれをお持ちする。控え室での挨拶と揃うまでの間のお相手。 正午告別式が始まるというのに、15分前になっても「ご導師様」が見えない! ぎりぎりに見えた「ご導師様」を見て、老いさんは驚いた。 今回も先日の葬儀と同じ「菩提寺」なのに 、また「代僧」だったからだ。
時間が無い事から「お茶」だけとなった。おもむろに老いさんの挨拶後、「お毒見」のお茶を一口・・・「さあ~それではどうぞ!」 しばらくお茶した後、ご導師様が「それでは 着替えましょう」の声で老いさんは退席した。
このつづきはまた・・・明日。
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