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幸慶家の農業日誌

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2006年12月11日
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  今日「本葬」が行われた。初めての「お相伴役」が待っている。

昔の葬儀は最低3日は掛かっただろうか。それこそ隣近所総出の協力体制。役割分担を決め、それはそれは、大事業だった。

男性陣は「酒」を頂きながらの作業で問題ないのだが・・・

お料理担当には、女性が携わるのが常だが、これがまた「大変」!!

何処の組にも1人や2人は、「やかましい」女性がいて、味付け、メニューについてやかましいのだ。1人なら、「リーダー」となって皆を取りまとめるのだが、

こんな人が2人いたら、さあ~大変!他のメンバーどちらの「やかましさ」?に追随すればよいのか困ってしまう。

 

そんな昔の葬儀に、老いさんは若い頃から「帳場」に配属され、香典の記帳から、弔電、野辺送りの配役発表ばかりを務めて来た。

先日の葬儀にもしかり・・・

所が今回、「喪主」が女性ということから、何時も「お相伴」を務める長老が喪主の手助けをしなければならない事から、老いさんに廻って来たという訳だ。

 

何せ初めての事。しかも、お寺様を前にしてのお務め・・・

食事後、式場の係員から説明を受ける

 

簡単に言うと、お寺様への「お毒見役」という事らしいのだ。

お寺様ご一行は一緒には見えないので、お見えになった方のお出迎え、大きな重い荷物が有ればそれをお持ちする。控え室での挨拶と揃うまでの間のお相手。

正午告別式が始まるというのに、15分前になっても「ご導師様」が見えない!
一人の伴奏僧の方が焦り始める。

ぎりぎりに見えた「ご導師様」を見て、老いさんは驚いた。

今回も先日の葬儀と同じ「菩提寺」なのに 、また「代僧」だったからだ。


全員席に着き、係員がGOのサイン。

時間が無い事から「お茶」だけとなった。おもむろに老いさんの挨拶後、「お毒見」のお茶を一口・・・「さあ~それではどうぞ!」

しばらくお茶した後、ご導師様が「それでは 着替えましょう」の声で老いさんは退席した。


本葬、初七日法要が、滞り無く営まれ、代僧の「ご導師様」の法話があった。

このつづきはまた・・・明日。

 






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最終更新日  2006年12月11日 18時30分35秒
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