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幸慶家の農業日誌

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2007年01月14日
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伊勢講2

今日、午後3時から「伊勢講」が行われた。

伊勢講・・・その歴史は古く現在判っている物で、明治32年(1899)以前からもう既に始まっていたと文献に載っている。
その昔は、信仰心も厚く、毎年「伊勢神宮」へお参りに行くのに時間と莫大な費用がかさみ、苦しい農民にとっては大変な事。そこで、皆が少しづつ出し合った金で「代参」といわれる代表者が、伊勢へ参拝し、「お札」を頂いて来た。この頃の「講員」は23名と記されている。

その、由緒ある「講」を守り続けているのである。講にも様々な講がある。主に宗教的、経済的な組織として、平安時代頃より盛んになり、この地域でも、秋葉講、戸隠講。伊勢講、後に「庚申講」も生まれる。

今では、こうした物も年々少なくなって来ている。老いさんの地区でも、地区のほとんどのメンバーで構成されていた講員も、今年は、とうとう12名になっている。
年2回、春講は1月、暮れ講は12月、講員の家を「宿」として順番で回り、ご馳走して持て成す。
年々「馳走がエスカレート」した事から、

        伊勢講3
昭和56年(1981)の春講から、「馳走」内容をこの様に決めた。
因みにこの書は、老いさんが32歳の時に依頼され書いたものです。

当初2名の代参だったが、自分の番が中々来ない事から、5名になった。また、「伊勢」に行く事が、その年の代参達の希望地に替わって行った。
奥さん方には、宿の家が回り番で廻ってくる事にも抵抗が芽生え、また、高齢化による世帯交代・・・若い衆にしてみれば、面倒くささ、価値観の違いから、離脱者が年々増え始めた。
          伊勢講4
昔は大勢で、2間をぶち抜きで、コタツ3ヶで持て成したものなのに・・・・12名では。
4ヶ月で、6500円×3回=19500円拠出し、3年に1回の旅行に5万円頂けます。
決して率の良い貯蓄ではありませんが、
古(いにしえ)の先人達が居たからこそ存在する今日。こうした、伝統ある物は、継承する義務が有ろうかと思う。

          伊勢講1

祈り


 






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最終更新日  2007年01月14日 23時37分13秒
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