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テーマ:幸慶家の農業日誌(470)
カテゴリ:回顧録、GS
あれは確か、昭和42年の夏、 初めての「夏季合宿」に参加した時の事だった。 場所は、地元長野、飯山の戸狩。
それは、それは、衝撃的なものだった。 同期の「H氏」・・・ホラ、毎年「新茶」を送ってくれる彼。 彼の出で立ちにである。 『何ダーーこいつ!』
更にさかのぼる話だが、「ビートルズ」の初来日は何時だったろうか。
あの、「ビートルズ」ばりの、長髪を風になびかせ、ジャケットはブルー一色! おまけに行き会うなり、いきなり、 ♪好きサー・・・好きサー・・・おまえのす・べ・て~~~♪ と、左手を耳に、右手で老いさんの方を指さして、しゃがむ様なしぐさで・・・
『何だーこいつ・・・』 老いさんには全く何の事だか判らないで居た・・・
これが、あの時大爆発した≪GSサウンド≫なるものだったのです。 後に聞いた話。↑の真似は、赤松 愛の「オックス」の物まねだったそうな。 (これって、合っていますかねえ~、何しろうろ覚えな者ですから・・・) 老いさんは全く興味が無かった。 処が、しばらくして、同郷の同期生のアパート(3帖一間台所もなし)へ行った時、イヤホーンで、≪ステレオ≫なる物も、初体験。その音の広がりには、これまたびっくり!
そこで、聴いたのは、≪ヴレッジシンガーズ、亜麻色の髪の乙女≫だった。
この頃には、もう、次から次からGSサウンド全盛時代で、名を上げるのも大変なくらい。 皆さんにも、思い出の曲、お気に入りのグループがおありではないでしょうか。 先程も述べた様に、一歩下がった状態で居た老いさんなので、当時は殆ど知らなかったが、中でも≪フォーク・クルセイダース、帰ってきたヨッパライ≫ ≪フォーセインツ・小さな日記≫は、記憶に新しい。 この小さな日記は、晩年何かにつけ、デュエットで、ハモらせる事になる。
先日の懐かしいラジオ番組「オールナイト・二ッポン」では、≪タイガーズの解散さよならコンサート≫の特集を組んだほどでしたね。 何故か、エライ興味の無い老いさんも、この時は聞き入っていましたよ。
このタイガーズの曲も、当時は全然でしたが、後になって2曲ほど歌う様になりましたか。
今になって、団塊の世代が青春の頃のあの曲を、TVで≪特集する番組≫があると、思わず見ている老いさんです。
現在も、ハモらせて歌えるのは(自己流ですが)・・・ 先程の≪小さな日記≫≪白いブランコ≫でしょうか。
何時の日にか・・・ハモらせたい・・・あなたと・・・
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