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カテゴリ:園芸、育苗
今年も3月に入り、早中旬。いよいよ始まった!
先ず「苗作り」からだ。 我がファームは,ブロッ娘(ブロッコリー)1本。 130a×春と秋、計260a(2.6ha)を栽培している。 だから作付けを5回に分け、育苗~栽培~収穫となる。 今回はその3番手、育苗の様子を紹介したい。 ①先ず、育苗に使用する「資材」の《洗浄消毒》 塩素系の消毒液に洗浄した資材を「どぶ漬け」する。 ②セルトレイ200穴に「育苗培土」を盛る。 200穴に培土を埋める ③トントンとセルトレイを上から軽くたたき、土を沈める。 沈んだトレイに更に土を入れ、ジベラ等で平にならす。 ④均等にならしたら、地面に並べ、ジョロで水を掛ける。 その量は、培土が流れ落ちない程度に留める。 ⑤今度は水を張った水面に入れる。この時の水の量は、トレイが水に少し浮く程度。 ※注意 余り水が多いと,トレイが水を吸って、水没してしまう。水没すると、培土が流れ出してしまう! 何故,この工程を必要とするのか・・・ ジョロで水を掛けるのでは、トレイ1穴、1穴での培土の水分含有量が 《一定,均一》では無いからなんです。 ⑥水分を含ませたら、《鎮圧ローラー》で、円すい状の穴を押し作ります。 画像では少し判りづらいですが、ローラーの出っ張りで、1つ1つに円錐状の穴が出来ています。 この時の注意点 両サイドは角まで丁寧にコロコロしましょう! ⑧播種機に種を投入し、種がそれぞれの穴に全て入ったか,確認。 白いのが、コーティングされた種子です。 この時、下にあるトレイの向こう側を少し高くし、傾斜を作ると播種しやすいです。 ※この時の画像が無いので、明日この部分だけ編集追加します! 播種機の右手を内側に押し込むと・・・ ハイ、ご覧のように先程の円錐状の穴に種が転げ落ちました。 ⑨これに,覆土、ないしはバーミキュライトを、均等に蒔きます。 何故 均等か・・・なるべく《芽出し》が同じにしたいから・・・ ⑩蒔かれたトレイを10段くらい重ね、保温します。 一番上には、空気が有るようにして、覆います! ※注意 直接ビニール等で覆って仕舞いますと,空気が無いので,芽が出ません! この部分も明日、修正編集追加します! この状態で、天気・気温にもよりますが、春・・・5日、6月の秋用で3日で芽出しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月17日 00時00分39秒
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