知らないとは・・・恐ろしい事!
老いさんの愛車は、「軽トラ」です。平成9年の登録ですから・・・今年11年目を迎えますね。走行距離も、もう10万Kに近いです。昨年の7月、車検を受けました。もう大夫、あちらこちらと、部品交換を要するようになって、次回の車検時(H21)には、かなりの出費が予想される所です。昨年秋、10月後半頃からだろうか、ブロッコの収穫の時、「手が冷たくて、仕方ないから」軽トラのヒーターで温めようと乗り込んだのですが、なかなか温風になりませんでした。それからというもの、「走行時」少しきつ目の坂に差し掛かると、「カタ、カタ、カタ・・・」と言う音がし始めました。それが、最近では、平坦道路でも・・・カタカタカタッヒーターは相変らず効かず、夜の仕事往復もエライ寒いわけでは有りませんが、フロントガラスの「結氷」に少し難儀でした。水温計も、かなり「高温」を示すようになって・・・(普通に人はこの辺で気が付く事、読者の方にはお分かりでしょう)こりゃあ~近い内に「医者にかからねば・・・」と思っていたが・・・未だ動く事だしと。それが、昨日の早朝、帰宅時、住宅のカーブを曲がりかけた所で、「エンスト!!」後15mで、到着と言う所・・・エンジンが掛からない!!!!サア~困っちゃった!!!!しかもそこは、集合住宅の入り口です。もう、2,3の住宅からは、灯りがともり、中には車の「アイドリング」を始める人も・・・とっさに浮んだのは・・・「ケイ引」。お母さんの車に乗り換え、我が家へ、道具を取りに・・・未だ暗い時間なので、愛犬「弁慶」にも吠えられ・・・オーバーヒートです!(とは・・・後で判明した事)車に詳しい方なら・・・イヤ、常識の部類になるかな?お母さんに急きょ起きてもらい、ケイ引の準備。処が、お母さんの車の「ケイ引・フック」が見当たらない!説明書をみると、「引っ張られる」時の対処は書いて有るが、引っ張る事には触れていないのですね。「スプリング」の所にロープを掛けてみましたが、もし・・・万が一?しかも、手がかじかんで思う様に準備できません。心配で止めました。オーバーヒートだから、もしかすると、エンジンも少し冷えて掛かるかも・・・と思い掛けてみました。カカッタァ~!!!ヨカッタァ~!!お母さんは、こんな車での冬の夜の通勤には、「至極心配」の様で、盛んに「買い替え」を勧めるが、老いさんは、まだまだ・・・と。午後、近所の綿半で、「エンジンオイル」と「ロングライフクーラント」を購入。愛車に「愛おしさ」を感じつつ労をねぎらいました。正直、生まれてこの方、還暦に近いこの年になって、「初めての体験」でした。動かなくなって初めて知る、「無知の恐ろしさ!」でした。皆さんも、こうした「基本」は抑えておいた方が「安全・安心」ですぞ!こんな言い方、出来ない分際ですが・・・敢えて。