By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

昨日とどいたT.REXというDVDはやっぱりロキシー･ミュージックと一緒に収録されている版と同じでしかも曲数が少ないというトホホなものでした。ケースのMarcがカッコイイから買ったんだけどさ。

内容の乏しさと反対に、宣伝の充実（？）度はすさまじく、20ぐらい他のグループの宣伝が入ってました。で、Marcがらみを取り上げると

Alice Cooper・・・MarcがBillion Dollar Babyという大ヒットアルバムの中で2曲、ギターを弾いてます。'Hello Hooray'という大ヒット曲はMarcが作曲したという噂が流れましたが、デマ。二人は友人というよりアメリカでのレコード会社ワーナーがらみで共演したらしいです。
Marcは、結構セッションにも参加してますが、Marc Bolanではなく、'reggie'というクレジットにすることが多いようです。

The Who・・・Marcはドラマーの故・キース・ムーンと親交が深く、TV番組のインタビューもしています。（その番組、見たいなぁ）一方、ピート・タウンゼントとは仲が悪かったらしい。「古臭いT.Rex」なんて歌われちゃうし。
ピートは嫌な奴だし、ロリコンだから仕方ないですね。

Steve Harley・・・アメリカのDVDなので、彼が入ってたことにちょっと驚き。今はアメリカでも知られているのかしら。Marcの74年ぐらいからの大親友で、'Dandy in the Underworld'にも参加してますね。Marcも彼の　'America the Brave'という曲でギターを弾いています。

昔のCockney Rebel(Steve Harleyのバンド）といったら、グラマラスでお耽美していたのですが、これを見ると・・禿てるし・・やっぱりロックスターは夭折してなんぼですね。太ったMarcは散々見たからいいけど
禿げたMarcはさすがに・・・

で、この方、結構Marcについての詩を書いてる（気がします）。
ネットで簡単に見られるので興味ある方は・・（いないか）
1stアルバムにある「Mirror freak（鏡に取り付かれた奴）」という曲は
バイセクシャルな、妖しいスーパーロックスターの虚飾を
皮肉った歌なのですが、そのスターを「妖精」とか
「魔法使い」とか「嘘つき」とか呼んでいて、
どう見てもMarcへのラブソング（？）。

また、「Red is a mean,mean,colour（赤は残酷）」という曲の
交通事故で夭折する、狂った天才詩人/ポップスターも
なんとなくMarcを連想させます。
といってもこの曲がリリースされたのは1976年なんですけれどね。

二人の2ショットの写真を探していたら、Marcのセッションワークを全て網羅したサイトが見つかりました。T.Rexが歌詞に出てくる曲も網羅しています。熱狂的なファンってすごいですね。

（上記のサイトを見るまで、MarcがThe Ramonesの大ファンだったとは知りませんでした。一緒の写真は見たことあますが。なんとなく、理由が判るｗ）