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カテゴリ:music
Myxomatosis is an animal's deasease
But I got so shook up Mama that it ate away my knees And I'm Left Hand Luke and the Begger Boys O yes we are Rhino社のTanxが届きました。 Myxomatosis(伝染性粘液腫症)なんて単語を使った歌詞、これまであったでしょうか。 手元の日本盤Tanxのワーディングはかなり不正確なのですが今はどうなんでしょ。 Left Hand Lukeの歌詞は最高なので、ここら辺で チェックしてくださいませ。 ボーナスとかおまけとかいう単語に弱い私。おばさんだなぁ。 で、オリジナル+オルタネイト盤が付いてるRhino社の2枚組を買い集めてます。 割高なのでオルタネイト盤だけ別に買い求めたほうがいいのでは、という向きもありましょうが こちらは豪華小冊子付きなんです。マーク・ペイトレスがアルバムが出た頃の Marcのお話を書いてくれるし、未発表写真満載だし、うっししです。 勿論、正確な歌詞カードもついてます。 (「The Slider」にはMarc自身の、各曲のコメントまでついてて涙物です。) そしてケースの内側にはその頃の新聞の切り抜きが敷き詰められて至れりつくせり。 Tanxの頃のメディアは・・最悪です。ボウイと比べて、ボランがいかに才能がないか どのメディアもあげつらっています。こんなにこっぴどく叩かれたら Marcじゃなくてもコカイン中毒になっちゃうわ。 (でも内ジャケのMarcの写真が最高に可愛いよぉ。化粧濃いけど。) Tanxはレフト・ハンド・ルークで終わるべきなので ボーナス・トラックの前で一回休み。 それを言っちゃうと、T.レックスに限らず、昔のバンドは A面からB面にひっくり返すという作業も考えてアルバムの曲を構成していたので Electric SlimとMad Danaの間でも一回休み。 そうすると昔の感慨が蘇ってきます。 The SliderからT.Rexに入った子供の頃の私は、待ちに待ってやっと手にしたTanxには正直、ちょっとガッカリだったのです。 (今は良く聞くアルバムですが。) なんだか、急ごしらえの感じがして。ファンキーなアレンジは素晴らしいけれど。 実際、ツアーの合間に4日で作ったというのは聞いてたけれど、 Marcは全く曲を用意していなくて全曲、スタジオ内で即興で作ったとか。 Marcってやっぱり天才♪ しかしこの頃既に薬物中毒だった彼はエゴ丸出しだわ周囲に当り散らすわで トニー・ヴィスコンティさんもうんざり・・だったらしいです。 そんな最悪の雰囲気の中で作られたとは思えない華やかさ。(Tanxは地味じゃない、絶対に。) ケバケバしくて楽しくて、でもいつかは終わっちゃう、ニューオーリンズのマルディ・グラに参加してる気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/29 09:03:34 AM
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