|
カテゴリ:雑感\/更新情報
His head was a bed for everyone His clothes was his life but his heart was a knife Inscribed on it was "rock 'n' roll is cruel" 年賀状に故人の写真載せるな~と評判悪い新年です。 新年早々、嘆きの壁みたいなサイトに涙、涙のワタクシ。 「ショックから立ち直るのに数年かかったわ。バカみたいに聞こえるけれど、あなたが中年のボランファンならきっと同じ気持ちでしょう。 マークはミュージシャン以上の存在だった。彼はアイドルで、私たちの人生の一部で、子供時代の夢だった。」うん、うん、判ります。 あの時の喪失感といったら。自分の一部を抉り取られる気分。 配偶者を失った時以上に辛かったとすら感じるけど、それが普通なんだろうな。(違うって) ・・そしてマークが与えてくれたのは育たない夢--彼の中の閉ざされた夢。 あぁ不健康だorz ちゃんとミュージシャンとして冷静に好きになれる若者が本当に羨ましい。 気が滅入るのは交通事故の時に「ヘロイン中毒だったために体中の血管が破裂して死んだ。」なんて今だにまことしやかに書いてあること。ミュージック・ライフの三文記者の、センセーショナルに脚色した安っぽい与太話ですよっ。 もっと気が滅入るのは、マークの死後数日して、彼の財産がほとんど全て「ファン」に盗まれてしまったこと。 ギター・衣装・未発表テープから、手書きの草稿・レシート・アメックスのサインに至るまで・・ 現存するマークのギターはTVショウ「Marc」で死の2日前にボウイにプレゼントしたフェンダー一本のみです。 (クラプトンがマークにプレゼントされたベレノを持ってるらしいけど、「マークの」ギターじゃないしなぁ。) 更に気が滅入る話は事故当時マークが着ていた血まみれの服が事故の10年後、オークションに出品されたこと。 救急隊員が剥ぎ取ったらしい。(家族が遺体確認をした時、マークは上半身裸だった。) マークの兄、ハリーが連絡を受けて服を取り戻し、その場で燃やしたそうです。(「もうこんなクソはお終いだ。」) マークは存命中、決して評判が良くなかった(というか非常に悪かった)けれど、浅ましい連中にこんな仕打ちを受けるなんて。たとえ、マーク・フェルドがどんな人間であろうと、マーク・ボランはみんなの夢だったのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/02 05:14:20 AM
[雑感\/更新情報] カテゴリの最新記事
|
|