By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

今野雄二氏がプロなんだから、30年前なら、私も音楽評論家ね！
評論と称して、書いてることは専ら化粧と衣装の話・・身長の話はないけれど・・これでギャラ貰って何度も生マークに会ってるなんて許せん、と思いません？

いえ、また例のMLの話なんですけれどね。私以外、全員、T.レックス見てるしトニー・ヴィスコンティに会ってるんです。せっかく、トニーに会っても私は衣装と化粧と身長の話しかできない気もいたしますが。
マークとセッションやったギタリストなんていうボラン「エリート」までいて。ああ、聞きたい、身長の話が！でも全然そういう雰囲気じゃぁ無いのよ。
年を多少ごまかしてるのです、ワタクシ。中年の集まりで見得はってもしょうがないって？いえいえ、ボラン世代じゃないから、あんまり知らないし、情報なんてないです。ごめんなさい・・って誤魔化すためですよん。でも、「リアルタイムで知らなくても活字が沢山あるよね」なんて・・これを全部英訳させるつもりかぃorz

東洋の片隅でこつこつと独学でボラン学を学んでちょっとマスター？って気になっていたワタクシ。それが都会のボラン的灘高受験選抜コースに入れられて、超劣等生に。すっかり意気消沈ですわ。田舎者だから言葉も変で通じないし！

とっておきの話、72年の東京公演で開演直前に地震が起こって、マークが大地が割れるって震えてステージに上がれなくなって、「マーク･ボランの化粧に時間がかかっております」って時間稼ぎのアナウンスがあったんですよ・・を披露しても、華麗にスルーされております。

それで、前に書いたように、今野氏のレビューを訳せざるを得なかったわけ。でも何でコンちゃん？だって、もっとまともなネオスの秋間氏の文とか、日本語でも何が書いてあるか判らないんだもの。そっちのほうが絶対レスペクトされるよなぁと思いつつ、訳が一番簡単そうなコンちゃんのレビューを。（マークも出演した番組、「リブ・ヤング」では愛川欽也と「キンキン」「コンちゃん」と呼び合っておりました。）

日本語って雰囲気で多少アレな文でもふーんって読めるけれど、他の言語にしようとすると色々変さに気付きますね。
一番びっくりしたのは「機材が故障していたので、マーク･ボランはパーカッションを叩いて間をつなげざるを得なかった」というくだり。何と！ギターを弾きつつパーカッションも。さすが、天才ね！千手観音のようなマーク。
でもミッキーは何していたの。踊っていたのかしらん。
と思いつつ素直に訳して提出したら（課題みたいですね）、一通だけレスが。
「そうですね、あの公演では機材が壊れて「ミッキーが」珍しくソロを演奏したんですよね。」って・・orz 　今野雄二のバカー！！あんなに何度も二人に会ってるのに、マークとミッキーの見分けもつかないのかぃ。またボラン偏差値が下がってしまったよん。

そのML、ROMだけしている分にはすごく面白いです。マークのセッションワークにアリス･クーパーのアルバムがあるのですが（何故か日本の本には書いてない）マークの参加曲はクレジットと違う・・というのを実際アリス･クーパーの当時のエンジニアに会ったアメリカ人のMLメンバーが聞き出したりとか。いやぁん！！本当にヲタクの世界・・・orz 本当はマークのデザイナーのこととか知りたいんですけれどね。化粧品はBIBAだと思うんですが。絶対にそんな話題、でそうもないです(´ω｀)

今はリールからマークの15歳の時の初録音（？）を発掘した人が色々論争してます。
広くみんなに知らせればいいのに、と思っていたけれど、コアなファンだけの閉鎖的なMLになっちゃったのも判ります。その人、無料で色々音源をHPにアップしていたらしいのですが、マークの某ファンクラブが無断でCD作って売り出しちゃったとかで。

本人が死んでるから権利関係は滅茶苦茶ですよね。ファンも金儲けしたい派と信者派両極端の気がします。
ROMだけですめばいいのに。ML会員というよりただ働きの日本駐在員、みたいな気が・・・こんな翻訳してる時間に手内職でもやってマークの切り抜きを買い集めてるほうが幸せな気がしてまいりました。