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テーマ:洋楽(3367)
カテゴリ:Marcの周辺
ebayのMarcのタンバリンに37入札入っていて、現在、約4万円の値がついております。コンサート会場で無料で放り投げていた、あのタンバリンです。
私も細々とBowie本やら切り抜きをebayに売ってボラン商品を買おう、と目論んでいたのですが、bowie商品は、点数が多いのに、全く入札がないという非情な事実が判明しました。80年代のツアーパンフなど貴重なものも売りたかったのに、出展料を損するだけみたい。 マークが亡くなったゆえに、ファンはメモラビアを持ちたがるのでしょうか。それとも信者が多いせい?管理者不在で常に遺品が比較的安値で売られ続けているのを見るのは悲しいですね。集められる財力があれば、また違うんでしょうけど。 出品用のボウイ本を引っ張り出して、著者名を見ると、Charles Shaar Murrey。以前も書いたけど、あの、「Hello, I'm Marc Bolan, I am a superstar」という73年のインタビューで、マークを散々コケにしたジャーナリストです。2001年の「Mojo」のマークの特集でも、マークは創造性のかけらも無い、ただの60年代のリバイバル屋という記事を書いています。 73年以降、ボウイ対ボランで常にボウイが勝つという構図を作ったのはこいつ?という疑問が浮かんできました。マークを散々馬鹿にした、件のインタビューは出版され今ではアメリカでも読まれ続けています。「明らかにボウイより小物の愚か者である」とか書かれて。。実際、彼は弱冠20歳の時にNMEの記者として、当時、人気絶頂だったマークの記事を全て担当し、叩き続け、ボウイ>>>>ボランと常に書き続け、有名ジャーナリストの仲間入りしたようです。 マークの態度の悪さ以上に、このチャールズなんとかの、ジャーナリストとしてなりあがるためにスーパースターを叩き続ける卑しさに不快感を覚えます。しかし、こいつの予言に反してT.レックスの音楽が消えることはありませんでした。 英国ではマスコミが冷淡になりボウイ礼賛を始めた時期に出た、「ザ・スライダー」が今でも不当に低く評価されているようです。もちろん、バカ評論家の間だけだけど。 誰が何と言おうと、私にとっては最高のアルバムだからいいさっ。 モリッシーがいみじくも言ったように「ボウイと違い、ボランのような先駆者は常に叩かれる運命なのさ。」 サングラスなんて掛けてるのは、襲われるから?英国版細木数子。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/13 03:04:42 PM
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