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テーマ:洋楽(3367)
カテゴリ:music
マークの伝記によると、昨日の別荘は67000ポンドで購入したそうです。古き良き時代ですね。BTBのギャラ、50万ポンドは1ポンド=700円だったレートを別にしても今日では更に高額なのでしょう。
コンベンションの出演者に新生NYDのメンバーが居たので、何となく。ジョニー・サンダースが居ないNYドールズってミッキー・フィンのT-REXみたいな感じもいたしますが。NYグラムって言われてるけどパンクですよね。だってグラムは女装じゃないもん。 海外のファンのポストにT.レックスはグラムじゃない!っていうのがあったと思えば、日本のサイトにグラム=T.レックス以外ない!っていうコメントがあったり。どっちやねん。 一般に英国ではグラム=深みがない・楽しくドレスアップしてパーティしようって感じらしいです。MUD、Slade、Sweet、BCR(!!)なんかはグラムらしい。日本ではお耽美&アーティスティックだし、米国では女装して反骨のアウトローw?よく判りません。OTAKUという日本語が海外ではサブカルチャーに通じたカッコイイ人って転化しちゃったようなもんですかね。 そういう意味だと最もグラムから遠い位置にある「地下世界のダンディ」。ジャケットからして遺影ちっくで楽しくないもんね。これもすごく賛否両論分かれてます。日本での評判は概ね良くて「マーク・ボランの最高傑作」なんて言われてますけど、海外ではコアなファンほど嫌っています。駄作と言われるZIP GUNより評判悪いかも。安っぽいキーボードと全体に流れる冷たさが耐えられないと。キーボードを入れるのは当時、ロキシー・ミュージックの成功にあやかって、流行していたらしいですが、正直、あんまり成功していない感じもします。曲自体はJason B SadでGet It Onをやっていたりして相変わらずですけど、全体に華がなくて暗いのは否めませんね。トニーVさんが居たら、全然違うんでしょうね、きっと。 日本で評判がいいのは、お葬式ムードと重なっているからか、Joy Divisionみたいな、お先真っ暗な音楽好きも聞いてるからでしょうか。英国では両者のファンは重ならなそう。 最高傑作とは全く思いませんが、ダンディ、私は好きです。特に(外国人にも優しい)歌詞が。自伝的な「地下世界のダンディ」もそうだけれど「Jason B Sad」の His clothes was his life but his heart was a knife Inscribed on it was "rock 'n' roll is cruel" 一節に痺れました。やっぱりマークは天性の詩人ね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/16 03:54:31 PM
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