By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

姪と一緒にゲームをやっても老人性不器用？のせいかすぐ死んじゃいます。もちろん、主人公は「マーク」だったり「ボラン」だったり。アイドルがゾンビに押し倒されて貪られるのは、いい気がしません。仕方ないので女性キャラ「グロリア」にしてゾンビに食わせたり。・・何だか猟奇的。

TANX日本盤の写真集の1ページ目のマークの写真ってゾンビみたいですよね。色も緑だし。キモ可愛いってやつ？この写真でファンになる人は居ないような。ミッキーが常に高水準を保っているのにマークって美醜の差が激しいです。「一般人」としてのルックスはミッキーやスティーブの方が上なんじゃないか、と思ったり。スティーブは背も高かったし。トニーVさんがローヤリティのせいか、いかに「マークが一番ビューチフル」とお世辞を言っても。しかし何故か、化け物っぽく写っているマークの方がロックスターに見えてしまいます。アイドルばりばりで可愛いかった頃から、時々とんでもなく不健康に写っていたりするのですが、そこが毒気を含んだ魅力というか、他のアイドルと違うというか。

スライダーの日本盤の付録に載っていたインタビューに、マークの「ロック・スターはお化けみたいなもんさ。」っていう言葉があります。原文がファントムかゴーストかモンスターか知らないけれど、「名声だけで実体の無いもの」という意味の発言らしい。が、しかし、その一言は10歳の私に強烈にインプットされて、文字通り「ロックスター＝お化けっぽい人」になってしまいました。
グラムとゴス以外、あんまり興味が無かったのはそのせいかも。白塗りでも、デイブ・バニアンみたいな地味顔は駄目みたい。アイドルとしては旬を過ぎていた、晩年のマークが異様に好きというのもこの辺から来ているようです。

ロックンローラーだったりロックミュージシャンだったりとは関係なく勝手に「ロックスター」っぽいと思った人を列挙してみました。人気も曲も関係なくてルックスでそんな感じの人々です。名前は既出なので略（知りたくもないですかそうですか）。

ボウイ・イギー・ルーの3ショットはイギーさんのTシャツを見せたかっただけです。3人とも普通っぽいけど、しいて言えばイギーが一番かな。こうして並ぶと、シド･バレットがすごく「健康的な」ハンサムに見えまする。それとやっぱりマリリン･マンソンは一般受けしそう・・てか、ロズのパクリって言われても仕方ないだろー。どっちも顔長いし。

（蛇足：今まで自覚していなかったけれど、「美貌」とか「美しい」とか女性を形容する場合は美人に用いますが、男性（というかロックスター）に関しては、「美貌の＝お病気系の」という意味に使用しておりました。「すごい美貌のシンガー＝すごく病的なシンガー」と同義です。普通にカッコイイ人はハンサムとか男前と書いていたようです。我ながら、書き言葉と自分の感覚に妙なギャップを感じていました。用例「マークはすごい美貌なので日光に当たると風化してしまう」、とか「マークのあまりの美しさに一緒に歩きたくない」、みたいな。）