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テーマ:洋楽(3365)
カテゴリ:お買い物
「陰摩羅鬼」他の京極作品と比べてあまりに読むのに忍耐が要るので、手を休めて、堤新一じゃ駄目な京極堂役を考ましたが、岸田森しか思いつきません。引っ張るほどの話じゃないけど。
さてebayの間違い探し。このポスターはどこが変でしょう? NYCで復活したマークの、ドラッグ・クィーンみたいなお化粧にショックを受けた、私の世代ならすぐお分かりですね。「73年の街頭ポスター」とあるのに、使用している写真が75年のNYCの写真という、インチキ商品です。ちょっと前まで入札が入っていてあれれと思いましたが、キャンセルしたようで良かったですね。さすが、詐欺師の巣窟、ebayでございます。 73年といえば、手に入れちゃいましたよ!!T.REXの来日パンフ。髪を切ってカッコ悪くなっちゃったマークの二度目の来日です。やたら華やかでヨン様並の歓迎だった72年と比べて、ひっそりとしていて、チケット売り上げも悪かったようですが。このあたりの落目感は、牛心亭のこの記事に詳しいです。 このパンフ、T.Rexとあるのに、完璧にマークの写真しか載っていません。メンバーどころか、もはや、マーク&ミッキーですらない。それでもいいけれど、一体、誰が来たのでしょう?ジャック・グリーンは来日していたらしいけれど、パットとグロリアのシスターズは来たのかしら? 写真は、髪を切る前のカッコイイ偽写真だし。見慣れた写真ばっかりで新鮮味がないのです。しかし、付随している文がかなり変。30年も経つと、日本語の用法も語彙も微妙に変化していて面白いですね。マークもグラムじゃなくて「ロキシー・ファッション」だし。 いや、語法よりも内容が・・今でこそロックンロール・マスター&グウルーの偉大なマークも当時は本当にキワモノ扱いで、来日パンフなのにこりゃ無いだろうと悲しくなりました。福田一郎の紹介文なんて、暗に「実力がない偽者」よばわりしてるし。「僕が今、熱中しているのはオールマン・ブラザース・バンドだ。」とか言って、延々と私にゃ何の興味も無いオールマンの話を書いております。こういう開き直りは敵ながらあっぱれだけれど、俺は大御所だから何でもできるのさ、感がそこはかとなく漂っていて何だか嫌。福田一郎(あえて呼び捨て)やら東郷かおる子やら、どうしてマークが嫌いな人に解説を頼むんでしょう。大御所すぎて差し替えが出来なかったんでしょうか。パンフを読んで青ざめる石坂ディレクターの顔が浮かびます。 この福田某が「熱中している」と列挙しているバンドの古臭いこと。エドガーウィンターとか、何か全然、ジャンルが違うんじゃないの。そういう懐メロな名前を出されると、マーク&T.Rexの先駆性が際立つ訳ですが。 今、福田某が生きていたら、東郷なんとかみたいにBTBの解説なんかやって「素敵なバンドだった」とか心にも無いことを言うんでしょうか。大御所だから日寄らないとは思うけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/24 02:19:29 AM
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