断捨離とかき氷機
お父さんは相変わらず週休3日の日々が続いている。どうやら来月も同じ状況が続きそうだ。そんなわけで相変わらずボチボチと断捨離を続けている。先日はキッチンに併設している倉庫を整理した。 倉庫の棚の上にピンク色のかき氷製造機が置かれていた。十分に使える品だったがお父さんはこのかき氷機を使っているのを見たことが無かった。よってもう何年も使われていないと判断して廃却してしまった。 ところが先日突然次女が、かき氷が食べたいと言い出した。そしてお母さんが自分で氷を作るように指示する場面とかき氷機は倉庫にあるということを話し始めた。 お父さんの頭の中は「え!あのかき氷機は現役で使っていたの?」となってしまった。とりあえず倉庫のかき氷機を捨ててしまったことを皆に伝えたところ大ひんしゅくを買ってしまった。 お父さんの知らないところ、主には夏場の日中にかき氷を作っていたらしい。お父さんは仕事で日中はいないので全く見たことがないのだが。そんなわけで家族中に責められて新しくかき氷機を買わなくてはいけない状況になりそうだ。 それにしても思うのだが、お父さんがまるでかき氷機を使っていたことを知らないということは1年で使う機会はほとんどなかったのではないかと思う。いくら日中に使っていたとしても毎年使っていたなら何度かは置いてあるのを見たことがあるはずだ。 それが一度もないのに、次女が突然言い出したことでみんなが思い出したのではないかと邪推している。もしくはお父さんが廃棄するのを見ていて思い出したのではないだろうか。 今回いくつか捨てた中に、お母さんも数年来全く使っていなかったのにもかかわらず、棚の奥から出てきたのを見て「せっかくだから使う」となって、お母さんに廃棄を止められたものが結構ある。お母さんに相談せずにこっそり捨てておけば、我が家になくても全く問題が無かったものであるはずなのだが。 かき氷機に続いて少しずつ廃棄してしまったものが思い出される機会が出てくるかもしれない。今回の断捨離結構前にお父さんは、「必要になったらまたお父さんんが買ってあげる」と宣言してしまっている。 家族には過去を思い出さずに未来を見るように切に願っている。