バスケの人気をなめていた
AKATSUKI FIVEと聞いて、それが日本のバスケットボールのナショナルチームの愛称だとわかる人はどれだけいるのだろうか。お父さんは知らなかった。今回初めて知ったのだが、また忘れてしまうと思う。それぐらいお父さんにとってバスケットボールは身近なものではなかった。 アメリカ留学中も4大スポーツであるベースボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーはプロの試合を見に行ったが、バスケットボールは見に行かなかった。今ではちょっと後悔しているが。 そんなバスケットボールが突然身近になったのは、息子が小学校4年生でミニバスを始めてからだ。今でも中学校でバスケ部に入っている。 さて今月末、お父さんの隔離が明けてからになるが、岩手県で日本代表がイランと試合をするという情報が入ってきた。お母さんから転送してもらったメールで確認したところ、コートサイド、アリーナ、スタンドといろいろなチケットがあり、コートサイドは1万5千円もしていた。 子供たちが見に行きたいということだったのと、八村塁も出場するということだったので、お父さんも乗り気になった。9か月分のお小遣いも貯まっていたので、コートサイドの席をとって迫力ある試合を見ようということになった。 岩手で開催する試合だし、それほどチケットの倍率は高くないだろうと勝手に思っていた。ネットで予約ができたので、発売開始の18時にチケットを取ろうとして驚いた。シートを選ぶページにとんだときにはすでにコートサイドは売り切れていた。仕方なくアリーナを取ろうとして、必要事項を記入しているうちに今度はアリーナが売り切れになってしまった。 時計を見るとまだ18時5分だった。人気の高さに驚かされた。結局スタンド席が何とか予約で来たが、その後スタンド席もあっという間に売り切れた。バスケの人気なのか八村の人気なのかわからないが、とにかくびっくりする出来事だった。 今回のチケット人気で唯一良かったことと言えば、家族5人で7万5千円を奮発する予定だったが、結局5,500円のスタンド席になったことで、支払いが27,500円と3分の1になったことぐらいだろうか。次の機会があるかどうかわからないが、チケット予約は会員登録などあらかじめ準備をしておかなくてはならないと思った。