次女の英語の勉強
現在次女は中学2年生である。来年は高校受験を控えた受験生予備軍になるのだろうか。長女と長男は、高校までは特に問題なく受験をこなしてきた。というより中高一貫の進学校に中学受験で入学した為、高校受験を体験していない。 しかしながら、次女は勉強が苦手だったので、最初から公立中学に進学した。そのため我が家では次女だけが高校受験をすることになっている。 できれば推薦などで希望校に入ってほしいと思っているが、そのためには普段の学校の成績が重要になってくる。ところがその成績がよろしくないので、お父さんとお母さんはかなり悩んでいるところである。 個別指導の塾にも入れているのだが、目立った成果は出ていない。次女は勉強を始めると、宿題でも塾でも、おそらく学校でもそうなのだろうが、脳のスイッチを切ってしまう。なので何を聞いても頭に残らない状態を小学生から続けてきている。勉強というものが本当に体に合わない人間もいるのだと、実感させられている。 しかしながら、次女は別に物覚えが悪いというわけでは無い。自分の興味のあることは親が驚くほどのレベルで覚えてしまうし、応用も問題なくできる。好きか嫌いか、興味が歩かないかで次女の脳は全く異なる働きをしている。 そんな次女に勉強を教えろと、お父さんに命令が下ったのは今年の正月である。次女が第一希望に決めた高校の受験問題を見て、これはヤバイとなったのが原因だ。来年までに国語、数学、英語の3科目をある程度の成績まで引き上げなくてはならない。 そこでまずお父さんは、英語を教えることにした。3科目を並列で覚えるのは次女の脳には難しい。英語は言語であり、もし次女がアメリカやイギリスに生まれていれば、普通に使えていた言語である。 とりあえず、読み書きをしないで、口頭で話しながら暗記をさせている。語彙力がなければ言語習得はどうにもならないからだ。中学生の英語は、母国語で英語を話す国民の小学校低学年レベルである。それほど難しいモノではない。 今は九九を覚えるように、人称代名詞の活用を覚えたり、動詞の活用を覚えたりしているが、予想通り意外とあっさりと暗記することに成功している。これを文章につなげていくのをどうしようか考えているところだが、意外とこの試行錯誤をお父さんは楽しんでいる。 次女の学年末試験で平均点を越えることがお父さんと次女の今の目標である。そこで目標を達成できれば、もしくは今までと違う手ごたえを感じてくれれば、数学もある程度はお父さんが教えることができると思っている。 問題は国語である。文法(動詞の活用など)は教えられるが、文章の理解力を教えることで高めるのはお父さんにはできない。できないと言い切ってしまったが、教え方を全く思いつかないのだから、おそらく頑張っても無駄だと思う。これだけは次女の感性で乗り切ってもらうしかない。