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お父さんから子供たちへ

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2020.12.03
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カテゴリ:エッセイ
お父さんは現在のところ、「憲法改正」に賛成の立場である。特に問題となっている9条はすぐにでも改正してほしいと願っている。だがまずはその前に憲法改正に対する国民の意識を変えることが必要だとは思う。なぜならば内容よりも憲法を改正すること自体に対して国民がものおじしているように見えるからである。

 さて別にお父さんは憲法改正しろとこのブログに書くつもりはない。人それぞれ考えや思想があるので自分の考えを押し付けるつもりはない。
 ただタイトルに書いたように、子供を使って様々な主張をする大人たちに頭にきているだけだ。

 ちなみにお父さんは小学校時代も中学校時代も戦争が怖かったので、憲法9条に「守られている」とか「日本国憲法は世界最高の平和憲法」と教えられていたこともあり、憲法改正を主張していた当時の中曽根首相をはじめとする自民党を「悪人」だと思っていた。
 学校教師が「憲法を改正すれば、お前たちは戦争に行かなくてはならない」と教えるのだから、ほとんどの学生は日本の憲法を守ろうと思うのは当然だと思う。

 今でもお父さんは戦争は基本的に反対である。ただし「やられたらやり返す」とか「そっちがやる気なら相手をしてやる」と言える状態にしておくことはとても大切だと思っている。今の日本は「やられたら防御するが、やり返さない」という状態だ。戦争や紛争はお互いに「武力で決着をつけましょう」と合意して始まることはほとんどない。どちらか一方が宣戦布告して始まることの方が圧倒的に多い。

 話がそれてしまったが、子供というのは基本的に純粋である。教師の教え、それも美辞麗句というか理想論に圧倒的に染められる傾向がある。だからこそ戦前に天皇陛下は「現人神」と教えられればそれなりに信じて忠誠心を養うし、「五族協和」「大東亜共栄圏」と言われれば素晴らしいと感じてしまう。
 戦後は「平和」「平等」「自由」などである。日本ほど平和で平等で自由な国家はあまりないのだが、日本のマスコミは日本は最低の国だとよく言っている。

 これまでお父さんは子供を使ったあくどい行為をいくつも見てきている。ある中学校の文化祭に行ったときに、そこの生徒が「核兵器廃絶の署名をお願いします」といってきた。とても純粋に「世界から核兵器をなくしたい」と思っていることがよくわかった。周りの大人たちは目の前に生徒が来て署名を依頼すると言われるがままに署名していた。

 なのでお父さんが「悪いけれど署名はできません。核兵器は必要だと思っているから。」と断ると、その生徒はとても驚いて絶句していた。お父さんはそれ以上は言わずにその場を離れた。
 お父さんだって核兵器を世界からなくすことができるのならもちろん大賛成だ。だが全く現実的な話ではない。しかしながら、学生や一般人から核兵器廃絶の署名が集まると「基本的人権を尊重している自由主義の先進国」においてはそれなりの意味や力を持ってしまう。

 逆に専制国家や独裁国家では国の方針に逆らう署名をすること自体が罪になる。結局「核兵器廃絶」署名をすることによって、自由主義陣営を苦しめ、専制国家や独裁国家を喜ばせる結果となる。これは極端な言い方をすれば、子供たちを使った国家弱体化の活動だ。

 署名している大人たちは、この署名によって核保有国が核を放棄などしないことをわかっている。ただ子供たちの純粋な気持ちに応えてあげようとしているだけだろう。子供とは大人にとって理性的にも本能的にも保護の対象であり、純粋さの象徴でもある。
 お父さんも子供たちが自分たちで考え、青臭い意見だろうが稚拙な理想だろうが自ら行動を起こしているのならある程度は見守ろうと思う。

 だが実際は子供を使ってビジネスをしている人が世の中にはたくさんいる。「子供たちを戦争に行かせて殺人者にするのか」などと叫んでいる政治家を見ていると、実際に子供を兵隊にして戦争や紛争をしている地域へ行って抗議してこいと言いたくなる。

 戦争関係だけでなく、環境問題などの社会問題でも子供はあちこちで利用されている。選挙権が18歳からもらえることになったが、なぜ選挙権が小中学生に与えられないのかといえば、極端かもしれないが、「正常な判断ができない」と考えられているからだ。もちろん自分の行動に対する責任もないのだが。
 そんな子供を使って社会問題や政治問題を語らせ、それを取り上げて大人の同情を買うようなやり方にお父さんはとても憤りを覚える。





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最終更新日  2020.12.03 00:10:08
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