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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
今我が家には大量のシャインマスカットがある。大玉で大きなブドウが10房もある。どうしてこんなことになったのか。お父さんとお母さんの連絡ミスのせいである。
先日お父さんの母親から、シャインマスカットを送ろうかという電話があった。次女を筆頭に家族みんなが大好きだが、高価でなかなか買う気にならないのでお父さんはその話に飛びついて、ぜひ送ってくださいとお願いした。ただその話をお母さんに伝えていなかった。 お母さんはお母さんで、お母さんの母親からシャインマスカットをお母さんの友達から買いたいと連絡が入り、ついでにと我が家の分も購入していた。そしてそのことをお父さんには話さなかった。お互いに相手がシャインマスカットのような高価なものを手配していることは無いだろうという思い込みからだ。 これで時期がずれてくれればもう少しよかったのだが、驚くことに同じ日に届いてしまった。正直お手上げである。人間と言うのは不思議なもので、好きなものでもあまりにも多くありすぎると食欲がなくなる。まあぼちぼち食べてはいるが、シャインマスカットという高価なブドウのありがたみがかなり減ってしまっている。 もう一つ、青森県のブランドトウモロコシに「嶽(だけ)のきみ」というものがある。通常のトウモロコシと異なり8月終りから9月にかけてが旬なのだが、通常のトウモロコシより甘みが強くて美味しい。お父さんの父親が先日これを2回に分けて大量に送ってくれた。1本300円程度する高級トウモロコシだが、一気に食べるには量が多すぎた。 加えてお母さんの友達からお盆の時期に大量のトウモロコシが届いた後、お礼のお菓子と子供がとても喜んだと連絡したら、嶽のきみと同じ時期にまた大量のトウモロコシが箱で届いてしまった。こちらも時期がずれることなく同じタイミングで届いたので、我が家はトウモロコシだらけになってしまった。 これが都会での出来事ならば、周りの人におすそ分けがいくらでもできるのだが、何せ農村に毛が生えたような都市に住むお父さんたちの周りは、農家の親戚や友人がいる人だらけだ。どの家も8月になるとトウモロコシがあふれかえることが多い。 贅沢な悩みであるが、そんなわけで今お父さんもお母さんもシャインマスカットとトウモロコシをどう処理しようか悩んでいる。子供たちが気をつかって少し無理して食べてくれればよいのだが、我が家の子供にその気はまるでない。 さらに言うとお父さんは糖尿病である。トウモロコシのような炭水化物の塊もシャインマスカットのような果糖たっぷりの食べ物も大量に食べてはいけない体だ。お母さんも頭では理解しているのに、子供たちが食べなかった分をお父さんに食べるように強制してくる。 シャインマスカットもトウモロコシもお父さんの大好物であるが、とても悩ましい状態に陥っている。あと15歳若かったら、喜んで食べまくっているだろうに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.03 00:10:06
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