お父さんから子供たちへ

先日ようやくワクチンの2回目を接種した。お父さんは集団接種のモデルナワクチンを選択したので、モデルナをお父さんより早く打った人からいろいろと情報収集をしていた。なぜならモデルナを打った人は、ほとんどが副反応で熱を出していたからだ。中には40℃近くまで熱か上がった人もいた。

　お母さんもモデルナを選択したので、独自に情報収集していて、副反応を軽くするとかいう怪しげな食物や飲料の情報まで仕入れていた。ただ高熱が出れば食欲も落ちるし、水分が必要なので、経口補水液やスポーツドリンクなどを用意したり、ゼリー飲料などもお母さんが買ってきていた。

　お父さんの2回目接種日の前日に、お父さんの兄が2回目を接種した。翌朝は問題なかったようだが、昼頃から体調が急激に悪化して、やはり39℃の熱を出して倒れた。それを聞いてお父さんもやはり熱が出るだろうと覚悟した。

　接種した翌朝は全く体調に変化がなく、とりあえず通常通り会社へ行った。ところが8時過ぎから頭痛と倦怠感が強くなってきて、10時にはかなりつらくなっていた。その日の仕事は昼の12時から夜の7時までぶっ通しでベトナムの取引先のＷＥＢ会議が予定されていた。

　帰宅して家からでもＷＥＢ会議には参加できるので、お父さんはすぐに帰宅を決めて上司に許可をもらい家に帰った。すでにだいぶ体がきつかったが、自宅ということで精神的にはかなり楽になった。

　12時から予定通りＷＥＢ会議は始まったが、幸いなことにこちらのカメラをＯＦＦにしてくださいとの話だったので、お父さんは寝ころびながら会議に参加していた。体調はどんどん悪くなっていき、38℃を超えていた。

　水分も7時間で４Ｌほど接種することになった。そのおかげでこっそりトイレに行くことを繰り返していた。7時に会議が終わったらぶっ倒れるなと思いながら参加していたが、夕方5時を過ぎたぐらいから熱が下がり始めた。そして会議が終了した7時には37℃ちょっとというところまで熱が下がった。

　昼は全く食欲がなかったが、夕食は普通に食べることができた。思っていたよりも軽く済んだと自分でも思う。お母さんからは、その程度で済むと思っていたと言われたが、いったいお父さんをどういう人だと思っているのだろうか。

　10時ごろには完全に平熱に戻っていた。頭痛は若干残っていたので頭痛薬を飲んでその日は寝た。よく朝目が覚めると完全に副反応は無くなっていた。土曜日だったので普通に庭の片付けなどをして、夕方から息子と釣りに行ってきた。それが問題なくできるぐらい復活していた。

　いまだに周りでは2日ぐらい寝込む人がかなりいるので、やはりお父さんは副反応が軽く済んだ方だと思う。もうすぐお母さんの2回目の接種がある。お母さんも軽く済んでくれればよいのだが、お母さんは寝込む気満々だ。

　そのあとは子供たちの接種が始まるだろう。子供たちはファイザー限定なので、また違った副反応が出るかもしれない。軽く済む事を祈っている。