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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
我が家に生えている柿の木は、家を新築して初めての春(2011年)に植えたものだ。桃栗三年柿八年というが、5年目ぐらいに初めて実をつけた。柿八年が正しければ買った苗木が3年ものだったのだろう。そこからは毎年実がなっているが、多く実がついた翌年は実が少なくなる。柿の木が実をつけるには結構体力がいるのだと初めて知った。
さてこの柿の木だが、実がなるようになったぐらいから、毎年毛虫がつくようになった。ほとんどの場合アメリカシロヒトリという蛾の毛虫が大量に発生する。 写真のような毛虫の集団であっという間に葉っぱを食べつくしてしまう。毎日柿の木を確認しているわけではないので、気が付くのは食べられた部分が茶色く変色してからだ。 葉っぱがきれいさっぱり無くなったり、写真のように茶色く変色して周りが糸でおおわれた様な状態になって気が付く。こうなるともう毛虫がついた枝ごと切り落とすしかない。殺虫剤では見落としがあるうえに、落ちた毛虫で生き残ったモノが周りの木まで移ってしまうからだ。今年は気が付いてから対処するのに時間をおいたせいで、だいぶあちこちの葉を食べられてしまった。また毛虫を入れた袋が破れていて、ゴミに出す前に近くの木に移動してしまい、また駆除する羽目になった。このアメリカシロヒトリの毛虫は毒は無いので刺されることは無いのだが、数が多い上に集団で動くのであっという間に葉が無くなってしまう。 きっと来年も発生するのだろう。お父さんが日本にいるときならなんだかんだと対応するが、お母さんや子供達では見守るだけになるかもしれない。 ちなみに去年はアメリカシロヒトリだけでなく、イラガの幼虫も発生した。芝刈りをしていて柿の木に顔が触れた瞬間に激痛が走った。イラガの幼虫は毒を持っていて、さされるととても痛い。でもこの時はやせ我慢して、大したことがないと家族には言っていた。なぜなら痛いと騒ぐと毛虫の駆除を怖がって、お父さん以外誰もやろうとしなくなるからだ。 今年は見たところイラガの幼虫はいないようだ。まだ油断はできないが、もう秋になるので大発生はないと思っている。そして毎年毛虫をみながら、なにも木の数が少ない我が家に毎年発生しなくてもいいのではないかと心の中では思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.07 00:10:08
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