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2024.06.29
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カテゴリ:エッセイ

 世の中には、正しいことを言ってそれが普通に受け入れられるという理想的な状況というのはなかなか多くはない。歌の歌詞や小説やドラマなどでは、道徳的倫理的かつ理論的に正しいというか正当な人が出てきて、悪に見立てられた人の妨害にあることもあるが、最終的にはうまくいくということはあるが、現実の社会ではなかなか難しいことである。

 これは何も特別な場合に限らない。身の回りというか身近に常に起こっていることである。

 

 ここからが本題なのだが、お父さんの会社に上司として部下を持つ人が何人もいる。それぞれが自分のやり方、考え方で部下を指導しているのだが、素直に聞き入れてもらいうまく運営している人もいれば、部下から反感ばかり買う人も多くいる。

 お父さんが見ている限り、上司が言っていることは基本的に正しい。会社を運営継続していく上でも、目の前の問題を解決するためでも、上司というのは経験が豊富でそれなりに正しい道筋を指導していることが多い。

 ではなぜうまくいく上司と行かない上司がいるのだろうか。お父さんが見ている限りいくつか理由がある。今回はうまくいかない人の特徴をいくつか書いてみたいと思う。

 

 一番多いのは、すでに部下から嫌われているパターンの人である。嫌われる理由はいろいろあるが、お父さんの会社で嫌われる上司は説教が長くだらだらと関係ないことまで指摘して部下をうんざりさせている人が多い気がする。

 一言で言うと、陰湿な上司である。人間というのは不思議なもので、どんなに正当な話をしていてもその相手を嫌いな場合、言う通りには動きたくないという気持ちが強くなってしまう。これは合理的ではないが、人間心理としてはお父さんも理解できる。この場合正しいかどうかではなく、誰が言ったのかで決まるので、すでに嫌われている上司は嫌われている原因を直さない限り、どんなに正しいことを言っても部下は動かない。

 

 次が、自分は出来るのだから部下も同じことができると思っている上司である。特に努力して頑張ってきた上司に多い。本人はとてもまじめで頑張り屋なのだが、同じ努力やセンスを部下に同じように求めてしまうのだ。

 勉強しないと試験で点数がとれないのは学生でもわかるだろうが、勉強するという行為を日々淡々と来ない、試験前にさらに勉強ができる人というのは意外に少ない。お父さんもそんなことはしてこなかった。ところが、常に努力をした上司は学生の頃からそれを当たり前にしてきたようなタイプだ。努力すればなんでもできるという理屈で部下を動かそうとしても、うまくいくことは少ない。

 

 最後に言い方が悪いタイプである。人間関係とは、自分が好きなようにふるまっていては構築することができない。相手を尊重し、相手の性格や状況をできる限り考えながら話をしないと良い関係を築くことは難しい。

 それを、正しいことを言っているのだから、文句を言われる筋合いはないとキツイ区長ばかりで部下と接する上司も一定数いるものである。

 それが気にならない部下ももちろんいるのだが、常に正論ばかりぶつけてアタリがキツイ上司と長く付き合っていると、精神的にきつくなってしまう。こういう上司は、部下が報告や相談、いわゆる報連相をしなくなってくる。

 部下としては、報告や相談をしなくても上司の答えがわかっているので、いちいちきつい口調で分かり切った指示や回答を受けるのが嫌になるのだ。

 

 上司になっている人というのは、自分自身は仕事ができる有能な人が多い。だが部下を使って仕事をするというのは、実務的な仕事とは異なる能力が必要である。

 お父さんも若い頃はそうだった。正しいことを言っているのだから、そしてこれは仕事なのだからと、きつい口調で同僚や上司に対応していた時期がある。今思い出すと恥ずかしいことをしていたと思う。当時の上司に合うことが会ったら謝りたいと思うほどである。

 

 正しいということは大事であるが、それだけで人は動かないということを子供達にも学んでほしいと思う。






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最終更新日  2024.06.29 00:10:11
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