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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
五十肩がまるで治らない。治らないどころか悪化している。整形外科に通って2か月。5週間にわたって注射も打って治療を続けたのだが、肩がますます上がらなくなり、さらに痛みが腕にまで出るようになってきた。 さすがにお父さんもこのまま整形外科に通っていても意味がないと思い始めた。医師もブロック注射が聞かなかったらあまり次の方策はないような話だった。
ブロック注射を打ち終わって2週間様子を見るように言われたのでそこまでは様子を見たが、明らかに悪化してた。 そこで同僚の勧めで鍼治療をすることにした。お父さんはこれまでも腰痛などで鍼治療は何度もやっている。鍼治療は不思議なもので、相性の良い鍼士にやってもらうとびっくりするほど改善する。ところが相性が悪いと悪化することもある。
昔相性の良い鍼士に言われたのだが、鍼治療を信用していない人には効かないことが多いと言っていた。精神的なものも影響するのが鍼治療や東洋医学なのかもしれない。お父さんは10年以上前にベトナムでもベトナム人鍼士に針治療を受けたことがあるが、あまり効果がなかった。やっぱりベトナムの鍼治療を信用できなかったことが原因かもしれない。
今回行った鍼灸院は同僚の紹介で言ったところなので、比較的安心して治療を受けることができた。ただこれまで肩で鍼治療を受けたことがないので、果たしてどの程度効くのか疑問ではあった。 電話で予約をして鍼灸院に入り、問診を受けた後治療に入った。今回の鍼士は女性で視力も通常の健常者だった。これまでの経験で行くと、視力に障害を持っている人の方が治療は上手という経験則があったが、いろいろと普通に相談できるというメリットがあった。
肩の痛みと可動域をチェックされたが、お父さんの五十肩は整形外科で治療をしているうちに、1期という軽い症状から、かなり重症の2期に完全に入っていると言われてしまった。これが3期になると肩がほとんど動かなくなってしまうということだった。 鍼治療自体は、これまで受けた鍼治療の中では軽いモノだったが、その後に受けたマッサージがきつかった。肩の可動域を維持するために無理やり稼働可能範囲まで肩を動かされるのだ。激痛で思わず息が止まってしまうのだが、鼻呼吸のまま息を止めないように何度も注意された。だが痛みに耐えるために息が止まるのは、一種の反射反応なので激痛が走るとどうしても息が止まってしまう。なかなかに苦労した。
鍼士も「痛いですよね」と言いながら、まるで手加減することはなく力を込めて肩を動かしていく。久しぶりに冷や汗が全身から出るほどの痛みを感じた。 施術がすべて終わって会計をするときには右肩から右手までの全域に力が入りづらい状態になってしまった。
家に帰って、今回の鍼治療は効いたのかと不安に思ったが、その夜は久しぶりにぐっすり眠ることができた。これまでかなり肩が悪化してから、寝返りを打った時に痛みで目が覚める日々が続いていた。それが朝まで起きることなく寝ることができたのだ。 これは効いていると安心した。偶然起きなかったとは思えないほど毎晩数回目が覚めていたからだ。
2回目の治療を予約しているが、徐々に良くなっていくことを祈りたい。これからゴルフシーズンでいろいろなコンペに参加する予定になっている。ゴルフができるぐらいには早急に直したいのだが、鍼士が言うには一瞬で直ることはないので、できればゴルフは止めた方がいいと言われている。 仕事関係のコンペばかりなので、なかなかキャンセルができない。まずは最初のコンペで様子を見ようと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.15 00:10:12
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