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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日東京へ出張したときに、お母さんから東京駅のグランスタという食品街?で、おいしそうなスイーツをお土産に買ってきてくれと頼まれた。先日お母さんが東京に出た時に、帰りに「崎陽軒のシュウマイ弁当」を買ってくるように頼んだら、その時に周りにたくさんスイーツの店があって、食べてみたいと思ったそうだ。ただしどこの店の何が欲しいというのは無くて、ただおいしそうなモノがあったらというリクエストだった。
東京駅について、乗車予定の新幹線まで50分近くあったので、ゆっくり買い物ができると東京駅の地下街にあるグランスタというエリアに行ってみた。お父さんも以前から出張の際にお弁当を買ったりしていたので場所は知っていたが、あまりスイーツを見て回ったことはなかった。
今回はスイーツを目当てに初めてグランスタを回ってみたのだが、何より驚いたのは値段だ。どれもお父さんの常識の2倍以上の値段で売られている。単品で売るスイーツなどは1個500円が当たり前で、おにぎりなども小さい幼稚園児のおにぎりのようなものが、1個300円とか400円で売られていた。まあおにぎりはスイーツではないが、結構な人が並んでいたので、安くて美味しいのかと思ったらすごい値段だった。
ちなみにお父さんは洋菓子よりも和菓子が好きなのだが、お母さんは逆に洋菓子が好きである。とりあえずよくわからないので、行列ができているお店が美味しいとか有名とかなのだろうと、行列の出来ている店を中心に見て回ったのだが、どれも値段の高さと1個が小さいことに驚いた。
アンパン1個50円で育った昭和生まれのお父さんに、「フィナンシェ?」とかいうマドレーヌの四角いようなものが1個400円とか言われても価値を理解できない。他にもいろいろと初めて名前を聞くようなお菓子がたくさん売っていたが、値段に対してサイズが小さすぎてどうしても購入しようという気にはなれなかった。
時代についていけていないのか、東京の価値観についていけていないのかわからないが、今のお父さんに理解できるものではなかったのは確かである。 結局お父さんは、崎陽軒でシュウマイを購入してお土産にした。帰ってからお母さんに笑われたが、お母さんも高くて自分では買う気にならないと言っていた。昭和生まれの地方住夫婦には、地方のスイーツが身の丈に合っているのだろうと思う。コンビニスイーツでも十分に高価だし美味しいモノが揃っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.03 00:10:11
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