568982 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

お父さんから子供たちへ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

JOMU

JOMU

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

一緒がいいね@ Re:初日の出と富士山(01/13) 勝手にフォローして、いつも読ませていた…
aki@ Re:能登地震と東日本大震災(01/18) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
信州孝太郎@ Re:パラリンピックについて思う(09/01) 好いご意見だと思います。私は競技の内容…
タウンライフアフィリエイト運営事務局@ タウンライフアフィリエイト運営事務局でございます 平素は大変お世話になっております。 タウ…
佐々木@ Re:話し合いで解決する幻想(12/05) 私の人生でも話し合いで解決することは皆…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.10.07
XML
カテゴリ:エッセイ

 当たり前の事ではあるが、昨日から今日は連続している。時間の流れは常に連続しており過去から現在、未来へとつながっていく。タイムスリップでもしない限りは、今日の次は明日であり、明日の次は明後日である。

 そして、この時間の連続性と同様に因果関係というのも連続性があるとお父さんは思っている。別に難しい話ではない。例えば毎日きちんと勉強をしていれば、テストで良い点が取れるというような話である。 毎日筋トレを続けていて、今日の肉体が出来上がっているというのも同じである。

 

 言われてみれば、そんなこと当たり前だと思うのだが、人間というのはどうしてもこの連続性を元に行動をするよりも、ある日突然何かができるようになったり、何かが良い方に好転することを願ってしまう生き物だと思う。少なくともお父さんはそういう考え方が強い。

 しかしながら、どんなに都合の良い状態を願ったところで、過去にやったことの結果しか現在の自分の状態を作ることはできない。

 

 お父さんもお母さんも、たまに「宝くじで高額当選したい」という願いを口にすることがある。ここでお父さんとお母さんには決定的な違いがある。お父さんは宝くじを購入しているのに対して、お母さんは一切宝くじを購入しない。どうせ当たらないからというのが理由であるのだが、宝くじを購入もしくは入手していない人が、当選したという例は宝くじ史上存在しない。宝くじを購入したという行動があって、初めて宝くじに高額当選するという結果を得る資格というか前提条件が出来上がるのである。

 

 今我が家には2人の子供が受験を控えている。一人は高校受験、一人は大学受験である。どちらの子供達もまるで勉強をしていないので、特に大学受験の方はほぼ失敗が確定している。高校受験の方は、学力レベルに合わせて志望校を決めているので、うまくいけば志望校に合格は出来るのではないだろうか。それでもこれまでやってきた勉強によって今の学力レベルなので、もっとしっかりやっていれば違う選択肢もあったと思うし、塾にもいかずに何も勉強しなければ、現在の志望校を目指すこともできなかったかもしれない。

 

 大学受験の息子は「本気を出して勉強すれば、学力は飛躍的に向上する」という願望を持っている。しかし「本気」というモノは、彼が大学受験をするまで一度もやってこないことをお父さんは知っている。今出せない「本気」は、この先も出せないのだから。過去に「本気」を出したくても出せなかったやむを得ない理由がない限りは、彼は彼の思う本気を出す状態には絶対になることができない。お父さんがそうだったのだから、自信を持って言える。

 

 会社の仕事も同じであるが、ある望ましい状態になりたいと思うのなら、必ず「行動」をする必要がある。別に「本気」「全力」という状態で行動する必要はないのだが、きっかけというか、原因を作っておかなければ結果は絶対にやってこない。嫌いな上司が定年になるとか、嫌な同僚が転勤になるということはあるかもしれないが、次の上司や同僚が自分の望ましい人である保証は一つもない。だからこそ、今の状態でできることはやっておくべきである。

 

 人間50歳を越えると、人生であれをやっておけばよかったとか、こうしておけばよかったという後悔は山の様にあるものである。お父さんだけではないと思うが、「あの時やらなければよかった」という後悔は、交通違反ぐらいで、ほとんどの後悔は「やっておけばよかった」というものである。

 だからお父さんは子供にも部下にも「やるかやらないかで迷ったときはやる方を選ぶべきだ」と話している。やった後悔の方が、やらなかった後悔よりも絶対に少ないからだ。逆に「やっておいてよかった」という思いも50歳を越えると結構あるものである。

 

 突然異世界に転生してチート能力でも授からない限り、今日は過去の積み重ねの結果であり、未来は過去から現在の積み重ねの結果である。こんな当たり前の事でも、意識していないと時間を無駄に過ごしてしまうのが人間というものである。

 お父さんの人生はとっくに折り返し地点を過ぎている。未来のためにも今できることを思いついたら即実行していきたいと思っている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.10.07 00:10:13
コメント(0) | コメントを書く
[エッセイ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X