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『Mobile Gear for DoCoMo』をDOS化したり、PEG-S500Cをいじり倒したりして半年が過ぎようとしていた時にSONYから、2代目クリエの発売発表がありました。 最初の感想は・・・複雑な気持ちでした。 ・魅惑の高解像度320×320 ・音楽再生機能搭載 ・ジョグダイヤルにバックボタン搭載 そしてなにより ・画面認識度の改善 これだけの改良を行って世に出してきたSONYの努力は認めますが、以下の点で虚しさを感じずにはいられませんでした。 ・本体形状変更による前機種の周辺機器流用不可 シリアルコネクタの形状は変わっていません。にも関わらず、本体の形状が違うだけの理由で、周辺機器を買い直さねばならないのです。当時、私は会社の端末がWindows/NT環境でしたので、標準付属のUSBケーブルでは接続出来なくて、シリアルケーブルを買わなければならない環境でした。 それ以外にも、H"と接続する為に購入したモバイルコミュニケーションアダプター流用不可と、PEG-S500Cの初代クリエを購入したユーザーをたった半年で、完全に切り捨てたようなやり方に初代クリエを購入した者として、やるせなさがあったのです。 しかし、そんな個人的感傷を捨て去った部分で純粋な製品として見た場合、やはり魅力的なPDAを作ってきたことは事実です。画面の視認性の改善も朗報でしたが、それよりも320×320の高解像度にとても魅力を感じていました。 『Palmはエディターとして優れているのではなく、ビューワーとして優れている』 私はPalmを利用していて、上記の用な持論を持つに至ってましたので、日本語表記と一覧性ある表などを表示する時、160×160では不足だと感じていたからです。 この時点でPPCのIPAQとザウルスMI-E1も候補に入れて検討しましたが、Palmで既にレジストしたソフトウェアー資産や、慣れ親しんだOSに対する安心感、ビューワーとしてのPIM主体の利用。そしてもう一つ私の利用環境に置いて、会社の端末で自由にネットが使える環境があったので、PDAで無理にネットワーク接続が出来なくても良いという事情もありました。(PCMCIA、CFタイプのPHS導入はこの時点では考えておらず、ケーブルによるH"端末との接続は面倒くさいとも思っていました。) 個人的感傷より自分の立場を鑑みて選んだ結果として、やや皮肉ではありますが、3代目のPalm、PEG-N700Cの購入を決定したのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年08月01日 17時29分50秒
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