第59回カンヌ国際映画祭 授賞式!
第59回カンヌ国際映画祭で、英国のケン・ローチ監督の『ザ・ウインド・ザット・シェークス・ザ・バーレー(原題)』が最高賞のパルムドールに輝いた。20年代のアイルランドを舞台に、英国からの独立闘争に立ち上がった男たちを描いた作品だそうだ。社会派監督のローチは、カンヌは8度目の挑戦だった。ケン・ローチ監督の主な作品。『夜空に星のあるように』『SWEET SIXTEEN』『やさしくキスをして』そして、超話題の映画『バベル』の監督であるメキシコのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督賞を受賞した。『21グラム』等で知られるイニャリトゥ監督によるブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル役所広司という超豪華キャスト共演の注目の作品だが話題性のみでなく賞に輝き、前から観たかったのが、更に期待が増した。脚本賞には、『ボルベール(原題)』のペドロ・アルモドバルが選ばれた。『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥ・ハー』でお馴染みの監督です。女優賞には、その『ボルベール』からペネロペ・クルス等6人が選ばれたそうです。男優賞でも、『デイズ・オブ・グローリー(原題)』からジャメル・ドゥブーズ等5人が選ばれた。1人に絞れなかったんでしょうかグランプリには、『ユマニテ』等で知られるブリュノ・デュモン監督の『フランダース(原題)』が選ばれました。