『モーターサイクル・ダイアリーズ』’04・英・米
あらすじ伝説の革命家チェ・ゲバラの青春の日々23歳の医学生エルネスト・ゲバラは、親友の生化学者アルベルトとともに、中古のおんぼろバイクで南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。感想あの名作『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督!製作総指揮が、あのロバート・レッドフォード!(これは、どうでもいいけど)期待して観ました。私にとってはチェ・ゲバラという人はTシャツなどにプリントされてる人。キューバ革命をカストロと共に成功させカストロが権力者として留まるのに対して一革命家として死んだ人という漠然としたイメージしかなかった。この映画で、医大生で喘息持ちという事を初めて知った。そして、竹本君が自転車で自分探しの旅をしたのに対してゲバラはバイクで自分探しの旅をしたのだと知った。男として広大な南米大陸のバイク旅には、ロマンを感じました。いかにして人のいい医大生が、革命家に目覚めるのかが見てとれた。南米の女性制覇を目論むお調子者のアルベルトとの歳も性格も違う2人のロードームービーとしても楽しめます。ロバと南米を旅した2人の名は忘れ去られてもバイクで南米を旅した男の名は、永遠に語り継がれるんだろうな~。『モーターサイクル・ダイアリーズ』公式サイト