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カテゴリ:9★宇宙のリズム
実は今日の記事は、3.11の地震直後に日月神示を紹介しようと書いていたのですが、
まだ時期が早いかなという予感と共に保留にしていたものです。 日月神示(ひつきしんじ)とは、岡本天明さんという人が、 千葉の麻賀多神社にて国常立尊という霊団?から神託を受け、自動書したもの。 第二次世界大戦末期の昭和19年から書かれ始めた、全39巻ものメッセージ。 先日、中矢伸一さんの日月神示 宇宙縄文神とのまじわりという本を読んで、 本の内容は難しかったのですが、シンプルなそのメッセージ性に興味が深まりました。 私自身、片付け進行中だったので、日月神示の中のこの言葉に、と思ったのです。 「食い物を大切に。 家の中キチンとしておくのがカイの御用ざぞ。始めの行ざぞ。」 天の巻 第十二帖 「食べ物を大切にして家の中をいつもキチンとしておくことが最初の行だよ」 ということですね。 この文章の中の「カイ」とは、「隗」という字に当てはまり、 それは“手近な事柄から始めなさい”という意味なんですって。 この「日月神示」の原文は、漢数字、漢字、ひらがな、記号などで書かれていて、 ほとんど数字の当て字みたいな文章で、内容も読み解くのが難解だそうです。 この神託、読み方は一通りではなく八通りあり、七通りまでは読み解けても八通り目が難しい。 秘密がそこに隠されている、のだそうです。これから読み解かれるのかもしれませんね。 例えば、こんな感じ。 「二二八八れ十二ほん八れ ◎の九二のま九十の◎のちからをあら八す四十七れる」 翻訳すると、 「富士は晴れたり日本晴れ 神の国のまことの神の力を現す世となれる」 というような調子です。ほとんどクイズやパズルの世界。 古めかしい言葉を、自分なりに意訳して、現代語に替えてみました。 原文のエッセンスを、上手に汲み取れているといいのですが…。 これは、今の私たちにとって、とてもシンプルで力強い大切なメッセージだと思います。 人や組織まして神に頼るのではない、個人個人の自立と自覚を持った生活態度を促しています。 以下、ちょっとだけご紹介します。 ●理想的な世界への立て直しが始まるが、その前に、 人類は未だかつてなかった程の大災厄や大試練を迎えなければならない。 乗り越えて行くには身魂を絶え間なく磨き、鍛えて備えなさい。 ●真の信仰に入ると、宗教に囚われなくなる。それがみろくの世界の実現。 ●真実からの言動には、誰も反撃できない。 ●真の善は悪に似ている。真の悪は善に似ている。よく見分けること。 ●真の神は、奇跡は行わない。奇跡しないことが大きな奇跡。 ●神を信心さえしていたら善いことがあると思うのは大間違い。 ●真実の道に入ると、損をしたり病気になったり怪我をすることがあるけれど、 それは大難を小難にし、過去の行為のつけを解消させられているからだ。 ●目先の安心や利益に捉われることなく、 長期的・全体的ビジョンに基づいて良くなるのが、本当の安心。 ●闇の勢力が強くなれば、当然光の勢力も強くなる。 ●自分の欲ばかり言っていると、大変な事態になる。 ●持っている物が自分のものと思うは間違い。 皆天からお借りしているものである。 ●明日のことに心を使わないこと。 心配りをして、取り越し苦労をしないこと。 ●食を節して、神に感謝してこそ運が開け、病気も治る。 食べ物は今の半分の量で足りる。 ●食べ物は四足の肉食、飲酒を避け、五穀野菜の類いを主にすること。 ●愛は養はなければならない。 夫婦は命がけで、お互に気づき合わなければならない。 ●夫婦愛はあるのではない。築き上げねばならない。創り出すこと。 そこに尊さと喜びがある。 ●家が良く治まらないのは、女が外に出るから。 夫を立てると果報は女に来る。 ●妻にまかせきった夫、夫にまかせきった妻の姿となれ。 そうすれば真の道が開ける。一皮むける。岩戸も開いて。富士も晴れる。 ●夫婦げんかをしないこと。夫のみいかんのでも、妻のみ悪いのでない。 お互に己の姿を写し出し合っているのです。よく心得なさい。 偶然目にした「日月神示」に、なぜ興味を惹かれたかといえば、やっぱり数字がらみ。 こんな記載がありました。 「高度の霊人となれば文字はない。 ただ文字の元をなす「レ」と「〇」と「+」があるのみ。 また高度の霊人の文字として、数字のみが使用されている場合もある。 数字は、他の文字に比して多くの密意を蔵しているからである」 二日んの巻 第十三帖 「天人同志の文字は数字が多い。 天人の言葉は真実なので、ただ一言で万語を伝え得る。」 ちなみに、科学者・霊能者として有名なスェーデン人の、E・スウェデンボルグも、 天界探訪の事を記した自身の著作で、 「天人の文字は数字ばかりであった。」 と書き記しているそうですから、数字は優れた宇宙語、霊界語なのかもしれませんね。 やっぱり数って凄い! 数秘チャートを見ていると、その人独自の音楽が聞こえてきます 数秘リーダーは、数を現代の言葉にする翻訳家でもあるんだなぁと、思いも新たに…。 長文を読んでくださった方々、ありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.12 23:56:39
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