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先日気分転換にと横浜のホテルへ宿泊。
母子4組でのお泊まり会となった。ホテルは桜木町にある パンパシフィック。フロントがちょっと薄暗い感じで大人 のホテルといった感じなのだ。 ホテルのスグ前には観覧車、ショッピングスペースも近くて 楽しい小旅行となった。 ところが夜、寝ようという頃になってどうやら娘の様子 がおかしい。 抱っこしてもなかなか寝ようとしない娘を、ギュッと抱きしめた 瞬間、火がついたように泣き出した。 泣き声はあきらかに怒っていた。 ここで私が出来る事は娘の気持ちを察する事。 「ごめんね、痛かったよね。無理に寝かされるのイヤだよね。」 そう話しかけると多少泣き声が小さくなるものの、泣き止まない。 抱っこしようとすると、触るな~といった感じでさらに激しく 泣くのだ。 夜中の4時。 同じ部屋の友人ももちろん起きている。 さいわい友人の赤ちゃんはこんな騒動にも負けずに寝ていてくれ ホッとするものの、隣りの部屋から苦情が来ないかとヒヤヒヤ。 そんな事が1時間、外が少し明るくなった頃。友人がふと 「おっぱい飲みたいんじゃない?うちの子におっぱいあげてるの 見てたもんね。」と言った。 私が「おっぱい飲みたいの?」と聞くと 泣き続けている娘が急に「おっぱい」 と言って泣き止んだのだ。 「そうか~おっぱいガマンしてたのか~。でももうママおっぱい 出ないからごめんね。」 その後少し泣いていたが、クッキーを食べたら少し落ち着いてきた。 断乳してずいぶん経つので、すっかり忘れたものと思いこんでい たが、他の子供たちがおっぱいを飲んでいる様子を見て思い出し たようだ。 やっと寝てくれた寝顔を見ながら、ため息が出てしまった。 自宅に戻ってその話しを夫にしたら、「今までだってそういう事 あったよ」と言われた。 私が夜遊び?に行った時など、似たような事があったらしい。 今まで私には「おっぱい」という神器があったから、こんな苦労 しなかったのか。 これでやっと夫と同じ土俵に立ったわけか。 ちょっと自信喪失してしまった出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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