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2009年02月12日
テーマ：本日の１冊(3697)
カテゴリ：本
このところずっと石垣島での旅のことを書いてきましたが、 旅から帰ってきて、初めて行った沖縄にすっかり夢中  、以前に読んだ沖縄を舞台にした小説を読み返したり、新しい本を探しては読んでいます。つい最近読んだのは、『カフーを待ちわびて』。   （上がハードカバー、下が文庫本） 実はこの本、先日、某FMラジオ局で”バレンタインデーに読みたい本” として紹介されていたのですが、沖縄が舞台！ということで早速読んでみました。 ”カフー”とは、主人公が飼っている犬の名前でもあるんですが、 島の方言で「果報」のこと。 「いい報せ」と「幸せ」の2つの意味があるそうです  前半はゆったりとしたペースで話が展開されていくんですが、 後半はどんでん返し  と思われる話の展開が何度かあったりで読むスピードが加速  、あっという間に読み終わってしまいました。シャイでちょっと不器用な主人公 明青（アキオ）と彼を取り巻く幼なじみの島の友人たち、 これまたシャイで無愛想な”おばあ”、ひょっこりと現れたミステリアスで美しい女性 幸・・・ 様々な人間模様を楽しみながら、沖縄の文化を色々知ることができる小説です。 純愛小説を読みたい方にオススメ  日頃の疲れを忘れて、心に潤いがほし～い！という方にもオススメ  途中、涙が出る場面がいくつかありますが、 読み終わった後はスッキリ爽快！な気持ちになれる小説です。 今月末には全国ロードショーとなるそうですが、 その前に、本を読んでご自分の想像の世界を楽しんでみてはいかがでしょう？ 映画、私もあの美しい沖縄の海を見たいので観に行きたいと思っています。 沖縄、大好きです。 近いうちにまた行きたいな・・・ ☆海外旅行・海外生活のブログ☆  Grazie!!! お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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