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カテゴリ:本
最近書きたいことが色々あるのですが、内容を忘れないうちに今日はこれを書きます(^-^)/ 猫を片手に1冊の本を読み終わりました! 猫と言っても、先日ちょこっと書いた(こちら)猫ミステリーシリーズ『猫はバナナの皮をむく』のことで、タイトルが長いので省略して書きました... このネコ本は今読んでいる最中なので、後ほどレビューしますね(=^・-=)-☆ 今日読み終ったのは『金融大狂乱』という本で、ダン・ブラウンの小説に負けず劣らず読み応えがあって面白かった!のでご紹介します。 リーマン・ショックから1年以上がたち・・・ 少し前に新聞の読書欄に紹介されていて、面白そうだったので図書館で借りて読みました。 実際に、昨年秋に破綻した米大手金融リーマン・ブラザーズの元社員、トレーダーが書いたインサイド・ストーリーです。 一見、漢字5文字のタイトルで怖くて堅そう(?)な本ですが、 ノンフィクション小説のように、夢中で読んでしまいました 不遇な少年時代を過ごし、無名大学卒から一念発起してウォール街を目指し、 ウォール街の一線で活躍するトレーダーになるまでの著者のストーリーから始まり、 リーマンが破綻するまでの社内の裏側、現場の臨場感、人間ドラマ・・・ なぜ多くの有能な社員たちを乗せたリーマン号は氷山にぶつかってしまったのか? 何人かの優秀なトレーダーたちは1年以上も前からこの事態を警告していた! そして、どうして政府(ポールソン元財務長官)はリーマンを救済しなかったのか? などなど、実際に現場で働いていたトレーダーが、 臨場感あるトレーディング・フロアなどの現場を描きながら、 社内の表と裏側をありのまま語っていて、読みながら引き込まれます。 最後に著者が書いていた文章が印象的でした・・・ 「金融チャートの動き(相場の動き)には、ひとつひとつ意味がある。 背後に存在する人間を感じとっている。それは、 希望と恐怖、自信と不安、高揚感と喪失感、称賛と悲哀のあらわれでなのである」 実は私の友人もリーマンの東京支社に勤めていたので、 このリーマン・ショックはとても身近で大きな出来事でした。。。 P.S. あ、そういえば、気がついたら下のところにツイッターのボタンができてましたね・・・ ↓ ↓ ↓ Grazie!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月17日 23時18分15秒
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