テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:旅
(沖縄旅行過去日記です)
ナビさえあればはじめての道も安心。 それが当たり前だ。 ナビがあれば、道に迷うことや、途方もないところに連れて行かれることもない。 そんな常識は、普段ナビを使い慣れている人に当てはまるのだということを今回知った。 「なあ~、これどうやって設定するの?」 「え、これを、こうするんとちゃう?」 「いや、ぜったいこっち!」 やっと電話番号設定の方法を知ったのは、ぜんぜん違う地点に向けて、しばらく走った後だった。 方角が合っていたので、まったく無駄にならなかったのは幸いだ。 しかも、このナビ、交差点の指示出しが遅い! さらに、ハンドルを握るminicoはトロトロと走ることができない。 「あ、今の交差点じゃないの?」 「え、どこ?!!」 「あ、ここは左だったんじゃ・・・」 「も~!早く言って!」 叱咤されながらの走りである。 さらに、 「おねーちゃん、運転しなくていいから、もうちょっと指示を的確にしてよ!」 ・・・・運転の・・すなわち指示って、ナビがするものなんじゃ・・・・ 疑問を持ちつつ、とっぷり日が暮れたころ、ホテルへ到着。 このころになると、かなり疲れが出ている。 とりあえずご飯を食べるため部屋をでる。 ホテル内のレストランは高そうなので、外のお店に行ってみることにした。 ココに来るまでに、何件かの飲食店が営業中なのを確認している。 もしオーダー終了でも、ローソンとほっかほっか亭もあったのでなんとかなるだろう・・・ と、ホテルより一番近い郷土料理の店に行ってみた。 店舗の前にかがり火なんかが焚かれて、かなりおしゃれな感じだ。 その分、メニューはちょっと高めだが、ホテルに比べれば安く上がるはず・・・ 入ってみると、ちょうど1組の客が席を立ったところで、いい感じに空いているではないか! (あー、やっとご飯にありつける・・) 時刻は午後9時前。 いい加減腹の虫がなっている。 「あの~、2名ですが・・」 「すいません、ちょっと待っててください」 ・・・まあ、片付けもあるし、その分、時間が掛かるよね・・・。 ところが、待てど暮らせど、「どうぞ」の声が掛からないのだ。 早くもminicoの眉間には危険な立て皺が寄っている。 おなかがすいて、機嫌が悪くなってくると危険な精神状態になるのだ。 10分少々待たされて、言い渡された宣告は、 「予約がいっぱいで、何時にご案内できるかわかりません」 だった・・。 「そーですか、では改めて~」 理性を保って店を後にしたが、腹の虫はなナルを通り越して収まらなくなっている。 「予約でいっぱいなら、先にいってよ~」 と噴火寸前のminicoをなだめつつ、 「まあまあ・・お国柄もあることだし・・」 と、次の店へ。 ここもおしゃれで新しい感じの店だ。 こちらも少々待たされたが、店舗が広いのか、ホテルから歩くためなのか、15分程度で座席につけた。 しかしながら、店員ののんびり度は、1件目とさして違いはない。 「大阪では通じないよね」 「まあまあ、お国柄もあることだし・・・」 怒りモードの溶けないminicoとメニューを覗き、今度こそ体内の虫のために沖縄料理を大量注文する。 しかも、安い。 ゴーヤチャンプルーに豚足にミミガーに島豆腐など注文し、そのすべてに満足。 最後にレンタカー会社でもらったクーポン冊子を差し出すと、 「ああ。それじゃあ、ごーやちゃんぷるーの分をお引きしておきましょうね」 と、1皿タダに! やっと今日1日が報われた瞬間であったのだった・・・。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 食事が終わり、ホテルに戻る。 翌朝が早い予定なので、さっさと休むつもりだったが、 「とりあえず、海、みにいこうか?」 ということで、ホテルのプライベートビーチへ。 時間は夜10時過ぎ。 真っ暗な海と真っ暗な空に、 「きたぞ~、南のリゾート、沖縄~!」 の声が吸い込まれていくのだった・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月18日 21時53分50秒
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