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カテゴリ:読んだ本
関西の山奥で新型と思われる鳥インフルエンザが発生した。 六十人ほどの集落で一人、また一人と犠牲者が出る。 医療チームが派遣されるが、感染経路をつかめないどころか、 集落から出る唯一の道が警察の手で封鎖された。 固定、携帯ともに電話はつながらず、テレビでの報道もない。 このまま自分たちは見殺しにされるのか。 他人事ではすまない、リアル感に満ちた医療サスペンス。
仙川環さんの新刊です
本、ドラマ、映画など 今までにも似たような内容のものが多くあります。 特に目新しい題材ではありませんが この本においては 封鎖されている側の目線で書かれており 人々の不安、動揺、恐怖がよくわかります。
自分の住んでいる街が村が もし国に見捨てられたら・・・ 日本中 どこにでも起こりうる恐怖がそこにはありました。
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