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テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1794)
カテゴリ:ペルーの音楽・踊り
マリネラ・ノルテーニャ(ペルー北部の民族舞踊)のコンクールは明後日に迫ってきた。
明日はアルマス広場で大会開催の告知のお披露目の日。 参加者は衣装を身につけ、パレードするのだ。 今日はレッスンの会場で、申し込みの最終締め切りとゼッケンの交付を行っていた。 「retama、パートナー見つけれれなかったの~。残念ね」 大会主催者でもある先生は最近多忙。この女の先生は太めだが、なかなかのダンサーだ。いつも私に目をかけてくれている。 大会参加者の練習を見ながら思った。見ていて圧倒されるほどものすごくうまい人もいれば、そうでもない人もいる。 私だってパートナーがいれば・・。 この踊りをやり始めて間がないし、地縁、血縁のない地で人探しは難しい。 ある大学生の女の子。子供の頃からマリネラを習っていて大人と青年の部に出場予定。観光客用のレストランでショーに出演中。でも・・彼女の踊りを見ながら思った。 私は彼女よりもうまく、美しく踊れる。 まだ経験が浅い私はアドリブで踊れといわれれば、彼女には勝てないかもしれない。 でも、ちゃんと振り付けをしてもらったら、彼女よりうまく踊れる・・はず。教えられた動きを私はもっと忠実に再現できる。 彼女の練習を見ながら思った。 どうして激しいステップを踏むときどうしてもっと素早くしないのか、つま先をもっと床に叩き付けないのか?動きのキレ、歩くときの体の傾き。 私だったらもっと美しくできるはず・・。 確実に身体能力は私のほうが上だ・・。 他の部門、少年、子供の部門を見ても思った。大会に出られないこの中には参加者よりもうまい子もいる。 ソノコの練習を見ながら「あなたの娘は大会に出る子よりうまいわよ」とそのお母さんに言いたくなった。 親のプレッシャー。子供の場合、パートナー探しなんて親の力がものをいう。練習の時目をかけてもらえる子は親がたいていお金をだすなど、プッシュしている人たちだ。 それにしても・・。 あ~、踊りたい。四六時中、自分お体がマリネラ・ノルテーニャを踊りたがっている。 脚がステップを踏みたがっている。手がパニュエロ(ハンカチ)を回している。頭の中は常にマリネラ・ノルテーニャの曲が渦巻いている。 このイラダチは誰よりうまいとか下手だとかの問題ではないのだろう。 今の私はとにかく踊りたいのだ・・。 コンクールの場で華やかに舞いたかった。 来年こそ・・。 これから一年、がんばって練習して、パートナーとして探されるようになろう・・。 マリネラといえばハンカチは欠かせない・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.24 12:42:42
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