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テーマ:夢を叶える人になる(1190)
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昨夜は久しぶりにカホンのレッスンだった。
ネグロ(黒人=カホンの先生)は相変わらずの遅刻だったが、黒いケースにカホンを持って登場。 お茶を出そうかという私の申し出を断ると、いきなりリビングの仕切り兼本棚の最下段にほうってあったボンゴを取り出して、 「伴奏するからカホンでボレロを弾くよう」 うわあ、他のにあわせるのか~。でも思った。ボレロに合わせるソンのリズムは私だってボンゴで弾ける。 それを最初にもってくるあたり、ちゃんとよめているな、と思った。 カホンで人の伴奏に合わせたことがない・・。 キューバでボンゴを少し習ったとき、ボンゴに合わせてコンガが入ってきたり、カンパナ(カウベル)に合わせてボンゴやマラカスが入ってきたときには固まりそうになった・・。もちろんちゃんと弾いたけど。 ボレロはボンゴのパターンを知っているせいか、比較的簡単にできた。 次はクリオジャ音楽のワルツ。ボンゴのパターンを演奏で見たことがあるだけなので、カホンにあわせられると固まりそうになった、ボンゴの音につられそうになる。 自分のひくカホンの音を聞くことに集中するようにいわれるが、そうカンタンにはいかない。 ホントは先生がどのようにボンゴをひいているのか見たいのだけど、そうするとテンポを崩しそうで怖い・・。。 顔をしかめながら弾いてしまった。マリポサ打ちも何度かいれるのが精一杯。 ついで、サルサもボンゴに合わせて、 先生は横倒しにしたカホンに座って弾いてたけど、脚が長いとボンゴを膝に挟むのも楽ね・・。 マリネラは先生持参のカホンに合わせて。 マリネラ・ノルテーニャ、トンデーロではカホン2台で演奏されることが多い。一台は基本パターンに徹して、もう一台は連打(repique,redouble)などの装飾部分を入れるのだ。で、先生は装飾部分なのだが・・。 人の音を聞きながら、カホンを弾くのも一苦労なのに、チラチラと先生の手元を見て連打の美しさと激しさに見とれざるを得なかった。先生、私の視線に気づいたか、さらに連打をエスカレートさせて行くし・・。 で、最後はフェステホ・・。これにもカホンで入ってくる。 しかし、入ってくるリズムが、ペルー的じゃない、今まで聴いたことのないパターン・・。4/4拍子に合わせて、ジャズっぽいブルースっぽいのも自在に入れてきた。足をカホン前面につけて叩いたり、横側面を叩いたり・・。フェステホは基本的に苦手なのに(踊りは得意だけど)、頭が割れそうになった。ずっと、フェステホばかりの10分くらいやってたかな。 「すごいよ~、ほぼ完璧。普通、専門的にやっていない人間は、ここまでやれないよ~」 へぇ~、そうかしら~。 手がつかれているはずなのに、ずっと叩き続けて逆に手首が軽くなっていることに気づいた。 「練習してた?」 え??へへへ(笑)、Un poco(少し)。 「ちゃんと練習しろよ~。CDに合わせてね、人の弾いているのを訊いてそのパターンを盗んで行くんだよ」 ねぇ、連打教えてよ。お願い。 「じゃ、次のクラスでは連打ばかりやるね」 その夜、先生のグループが演奏するパブUへ。セカンド・ボーカルにいじくられ、retama、カホン弾いていく~?と声をかけられるが、当然イヤだといった。 でもホセ・アントニオの曲でマリネラ踊れと言われたら踊っていたかもしれない(爆)。 そして日が変わって、今日・・。 マリネラ・ノルテーニャのコンクール。 一緒に練習している子達が出場し中には優勝者も出た。 でも大人・青年の部は出場者が少なく4組、うち2組はろくに踊れないペアだった。 マリネラ・ノルテーニャはペルーの国民舞踊とされているのに、年齢を追うに競技人口が減る・・。 もし私が出ていたら、きっと3位に入っていたかもしれない・・。悔しいなあ~。 ついでトンデーロの部。マリネラ・ノルテーニャが今はほとんどがブラス・バンドで踊られるのに比べ、トンデーロは歌、ギター、カホンと伝統的な伴奏とともに踊られる。 マリネラ・ノルテーニャの踊りが華やかさを強調しているのに対し、トンデーロは情感タップリに踊られる。 トンデーロの部参加者の紹介。踊りながらフロアを一周する。 デジカメ、Cybershotでビデオ撮影しながらも、カホンの連打部分に右手が連打をなぞろうとしているのに気づいた。 さ、家に帰ったら練習だ・・マリネラもカホンも・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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