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テーマ:婚外恋愛の行方(349)
カテゴリ:Amor(愛)について
俺たちラティーノは異性に対してすぐに情熱的になっちゃうんだよね。
岡山弁男の話を聞いた 運転手のJはこう答えた。 「すぐ情熱的になるのは全世界共通でしょ。でもラティーノはね、どうもそれをコントロールできないところに問題があると思うの。私にとっては異常。情熱的になるのもはやいけど、さめるのもはやい、たくさんの」 「でもね、チャットの中で“俺は正直者”ってよくいうよね」 「ハハハ、とんでもない嘘つきだよな」 うそつき・・。う~ん、彼の場合、真実を隠していただけで、嘘はついていないのよね。私はそれが許せない。嘘をつくならかわいいけど、嘘をつかないようにうまくかわしてきたところがすごくinteligente(賢い)で好きにならない。ずる賢こ(vivo)すぎるわ」 「俺に恋人はいない・・」「別れた」 なんていう嘘をついた男も過去にいた。 考えたらかわいいもんだ。 ただWの場合、私の追及に本心を明かさないで、あとから「嘘つき」呼ばわりされるのをうまく避けるかのように本当のことには触れなかった。 だたしたらあまりにも頭がよすぎるし、そのずるがしこさに吐き気を模様してしまった。 真実が発覚する前、Wにつき合えないかといわれたとき私の恋の悩みを語ってしまった。 一方、私は自分の実らなかった恋、片思いの話をはじめた。話し合いの一週間前に起こった信じられない結末までは語らなかったが・・。 それからしばらくして、他のガイドから 「恋しているんだって?」と聞かれたのだ。 自分のことは語らないで他人のことはバラしちゃうのか!この男は。 角川書店の類語国語辞典によると 正直=うそや偽りやごまかしのないこと 彼は嘘をつかなかったけど、うまく真実をごまかしてきた点で十分正直者の資格を失う。 思い出すたびに吐き気を催す。 真実が発覚した後始めてのチャットで 「おめでとう。産まれたのね、Mが言っていたわ」 「そうかい・・」 私は本当のことを言わなかったことを非難したかったが追求できなかった。 それ以降、お互いにオンラインのときでも彼はチャットに入り込んでくることはなくなった。 彼に対しては一言も追求せずにだまされたふりをつづけておけば、たくさんのプレゼントがもらえただろうに・・。 そしてWは10月下旬に帰国。 味噌を持って帰ってきたと、メッセージがあったが、連絡をとる気にはなかった。 ハロウィンの日、MとWが一緒にパブにいるのを見た。 二人一緒に帰る姿を見ながら 「友達になって・・」 Wの恋人が私に言った言葉が頭の中を渦巻いた・・。 しかし一方の私はどうだろう。 いかにもイノセントに見えるかもしれない。でも同時進行でWの知らないところで信じられないことが起こっていたのだ。 世界遺産クスコの退屈な日常もよろしく! ブログランキングranQ Sir Neville Marriner『Don Giovanni Kv 527』 こんな男とつきあってはいけない うそつきの天才 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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