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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:クスコの生活・ペルーの生活
今日、一日4時間ものダンスのクラスを受けた。
午前、マリネラ・ノルテーニャのプライベートレッスン。 リマから有名な先生が来ているので月曜日から水曜日、毎日2時間レッスンを受けることにしたのだ。 しかし、マリネラが終わった時点ですでに足と腕に疲れを感じていていた。 午後からペルー生まれでスペイン育ち、4カ国のパスポートを持つコロンビア人でマッサージ師の友達からDanza Arabe(アラブ風ダンス)のレッスン。ベリーダンスのような感じだけど、イメージ的にはシャキーラが踊っているようなもの。今日は体の部分部分が独立して動くようにするための準備運動だけで終わった。 そのあと、アフロ・ペルアノのレッスン。 すでに最後のアフロのレッスンの時には足がガクガクになっていた。 明日はDanza Arabeを教えてくれた友達にマッサージを頼まなくては・・ 全身に肉体疲労を感じながらもショッピングセンター(Centro Comercial)へ。ピアス穴を空けることに。 一大決心だったのだ。 しかし、体に穴を開けるって大変なことだと思っていたのだけど、ショッピングセンター内のスタンドでひょいっと簡単にされてしまったのだ。 友達の忠告で18金のピアス(arete)にすることは決めていた。 しかし、私が想像していたのは穴を開けてからピアスをすると想像していたのだが、実は買ったピアス自身で穴を開けてそのまま耳たぶに収めてしまうなんて想像していなかったのだ・・(日本ではどうなのだろう??)。 「18金の欲しいんだけど・・」 「このあたりがいいわよ」 「ここって穴を開けてくれるのかしら・・」 「できるわよ。消毒して、麻酔を塗って(!)、穴を開けるの。ピアスはこれね」 指し示されたのは金製の小さな玉のついたピアス3種。微妙に玉の大きさが違うのだ。 私は一番大きいのにしたけど、どれもたいした違いはなかったろう。 アクセサリー類を売るスタンド。店舗にはなっていないので、スタンドの脇に座らされ、緊張して時を待つ。 消毒して、麻酔のクリームをぬって・・なんて世話をしてくれたのは偶然にも私の通った専門学校の後輩。 「XX先生どうしてる?」 なんて話をしているうちに打ち解けてきて緊張がほぐれてきた。 別の女性がピアスの箱をもってでてきた。しかし、私のピアスを空けている間に箱を置く台がないので、顔見知りのお客さんに頼んで持ってもらっている。 「痛くないからねぇ~~。緊張したら余計に痛く感じるわよ」 プスッ うげっ! 「大丈夫、痛くないでしょう?」 穴が開く音はしなかったはずだけど、その衝撃は感じた。 思わず深呼吸する私。それほど痛くないのだが、穴をあけられた重みを感じた。 「鏡を見て。どう?」 ショックでなかなか鏡が見られない私・・ 鏡をのぞくと小さな金色の玉がみえたけど、じっと見つめる気にはならない。 「あら、意気地ないわね。後ろ、留めるからね」 プチッ。 耳たぶを突き抜けたピアスの針先がとめられたのか・・ 「う~ん、じゃあ、次は左ね」 そうしている間もセンター内を行きかう人が日本人の私が緊張して座っているのを怪訝そうに見ていく。 何ヶ月ものピアス穴を開けたいと思いつつ躊躇していた。怖かったのだ。 親からもらって体に穴を開けるということが。 しかし自分の体に初めて物が貫通するという大事業はあっけなく終わっていた。 「血がでていない?」 「大丈夫よ。しばらくアルコールをたらして消毒してね。服を脱ぎ着するときや、帽子をかぶるとき、髪をとくときもあたらないように気をつけてね。」 「赤ちゃんのときに穴をあけるときは泣くんじゃない?」 ラテンの国ではもう赤ちゃんのころからピアスをつけている。 「ぜんぜん、何も感じないからね。少し大きくなってくるとむしろ、事情がわかってくるのでなく子もいるけどね」 気になってピアスを触りたいのだが、 「穴を開けたばかりだからあんまり触っちゃだめよ」 手伝っていたお客さんが言う 「一ヶ月くらいははずさないでそのままにして完全に穴ができるのを待ちなさい。別のピアスをするのはそれからよ」 うっひゃ~。それまで大きいのはつけられないのか。来週土曜日のマリネラのコンクールには間に合わないぞ・・。 なんて、パートナーいないし、来年一月のトゥルヒージョの大会のリマ予選を兼ねた大きな大会に出るレベルにはまだ達していない。 なんて・・実はピアス穴をあけたのは、マリネラ・ノルテーニャの民族舞踊のためだった。激しく踊るので普通のイアリングでは不安定になるからね。 さ~てと、ピアスをみんなに見せびらかしに行こう。でもみんな気づいてくれるかな。 世界遺産クスコの退屈な日常もよろしく! ブログランキングranQ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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