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テーマ:旅のあれこれ(10280)
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カハマルカに行く途中によったチクラヨ。目的は二つ。ルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェスの墓参りとマリネラ関係のものの購入。
トゥルヒージョからパン・アメリカンハイウェイをバスで3時間半。チクラヨに到着。 ターミナルから乗ったタクシー運転手にルイス・アベラルド・ヌニェスについて訊いた。 わざと父方の姓をぬかしたのだ。 「あ~、知っているよ。ホントの名はルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェス。フェレニャフェ出身でね。え?彼について調べているの。今日土曜日だよ~。図書館も閉まっているし~」 残念・・。彼についての情報を得るチャンスを逃した。 昼食後、タクシーコレクティーボ(乗り合いタクシー)に乗ってまずモンセフへ。そこでマリネラ・ノルテーニャ用の腰帯(faja)と金メッキのピアス(aretes)を買う。 そのあとチクラヨに戻り、新たに街の反対側から出るフェレニャフェ行き乗り合いバスに飛び乗る。 目的は一つ。 広場に面した市役所。土曜日なのにあいていた。何かの集会らしい。 玄関にいた人ルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェスについてたずねる。 「あ、ルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェスね~!妹のアマンダがxx通に住んでいるよ」 彼の名を冠した通りがあるって訊いたんですが? 「通りねぇ~。運河のところに彼にささげられた絵があるけど・・。1時間半でこの集会が終わるけど、そのあとアマンダの家に連れて行ってあげられるよ」 まだ下調べが済んでいない中での家族へのインタビューは無理があるし、その夜のカハマルカ行きのバスチケットは買ってある。時間がない。 墓参りが精一杯だ。 大通りをまっすぐ墓へ向かう。 運河にかかる橋にはそのランバイェケ周辺に8世紀から14世紀にかけて栄えたシカン文化をかたどったアーチがあった。 橋をわたるとその脇の通りに面した塀に彼にささげられた絵があった。 運河には彼の作”Chisco silbador”の歌詞が・・ この歌はフェレニャフェの第二の市歌(himno)といわれる。 ♪No hay tierra como ferrenafe no,no, no, No hay tierra como ferrenafe ・ ・ (フェレニャフェほどいい土地はない) ♪ 題名にあるChiscoとは、フェレニャフェ周辺によく見られるクロヒゲマネシツグミのこと。 彼の肖像画 墓地の入り口についたはいいが、墓地のどの場所にあるかがわからない。 思案する私に墓地の守衛がたずねた。 「何かお探しで」 あの、ルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェスの墓なんですが、 「ご案内しますよ」 入り口をメインの道を抜けると礼拝堂のすぐワキの墓につれていかれた。 「こちらです。それでは失礼」 ペルーの田舎町にはめずらしいスマートさで守衛は立ち去った。 表面には詩が 彼の母もともに葬られたと言う。 墓の写真をとったあと、いったん墓の外の花屋へいった。 残念ながら花瓶が手に入らない。 買った花をそのまま墓にささげた。 もう3年もの間両親の墓にも行っていないのに・・。 墓地を出るときに先ほどの守衛に会釈した。 チクラヨに向かうバスの中で再びこの地に戻ってくる予感がした。 仏事・お供え・命日・お彼岸【送料無料】【即日発送】北海道・九州・沖縄便は別途超速代400円お... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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