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テーマ:地震だ~~!!(870)
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クスコの市内観光を終え、市内のホテル内にお客様を案内しているときに玄関上のシャンデリアが揺れていることに気づいた。
何かしら?コレ? 最初は上階で工事をしている振動が伝わって揺れているのかと思っていた。 ホテルの中の宿泊客、レセプションの人が大騒ぎしている。 「外に避難してください!」 え?地震なの? ホテル前の緑地にお客様は避難。 でも、揺れはわずかに感じる程度。 外国人客は大騒ぎしている。 揺れは収まったあとも、部屋に帰っていいか聞かれたりなんかして・・。 たいしたゆれじゃないんだけど・・。 「これって日本のニュースに出ますかね?」 どうでしょうか・・。他の地域で大地震があってその影響がクスコまで来ているならニュースになるかもしれませんが・・。 部屋に残っていた添乗員さんに電話をすると、 「大したことがなかったですよ。外国人はびっくりしてましたけど・・。日本人は慣れっこですから」 ディナーショーに出るまでの間、携帯電話をかけようとしてもまったくつながらない・・。 地震関係の連絡で電話がかかりにくくるのってペルーでもあるんだろうか? 仕事中の地震なんて初めての経験で対処の仕方がわからない。 タクシーの運転手がリマで地震があったのだと教えてくれた。ラジオからカジャオで停電があったと聞こえてきた。 両替商で見たテレビでようやく震源がペルー沖でマグニチュード7.9だということを知る。 スペイン人観光客がびっくりしていた。 でも両替商の人は・・ 「クスコでは地震は稀だからね。85年(正確には86年)に大きいのがあったきりだから・・」 お客様と一緒にフォルクローレのディナーショーにいる最中に私の携帯がなった。 「東京のXX社のものです・・。○○ツアーに関してお聞きしたいんですが・・。ペルーの地震の影響はクスコではどうですか?」 「たいしたことありませんよ。みなさん少しびっくりしたようですが・・。鉄道も通常どおりでますよ」 「物的被害はいかがですか?」 「何も壊れていませんよ」 「添乗員さんと連絡がとれないんですけど・・」 どうやら添乗員さんに連絡をとりたいようだったのだが○○社が添乗員に渡す携帯はクスコではつながらないようなのだ・・。 まったく・・ 帰宅後見たニュース・・。 地震時にミラフローレスで大渋滞となっている映像。 テレビに映って目立ちたい運転手が車から降りて 「No pasa nada」 と叫ぶ 思わず苦笑、通常この言葉は「どうってことないよ!」の意味で使われるけど、文字通りにこれを訳すと「何も通らない」ということになる。 「(地震が)大したことない!」と言う強がりと、「車が渋滞で通らない」という意味が二つか買っているようで面白かった。 ニュースでは被害状況の報道の他、地震にどのように備えるかのレクチャーも行われている。 アメリカ合衆国の地学サービス(USGS)によると午後6時40分の地震の震源はペルーピスコ沖西60キロメートル、深さ33キロメートルででマグニチュードは7.5。他に7時19分にチンチャ沖で、7時41分にはペルー内陸のワンカヨで、8時2分にはリマ南西でも地震があったという。 震源近いイカ県では停電があり、建物などに大きな被害があったようだ。 労働省は省の建物が被害を受けたため明日は仕事はしない。 アラン・ガルシア大統領は安全のために小中学校の休校を宣言した。 リマのホルヘ・チャベス国際空港は欠航が相次いでいる。 El Comercio紙のWeb版によると午後11時現在の死者は48名、怪我をした人は350人。 ちなみに地震に当たるスペイン語だが、小さな地震はtemblor,大きなのはterremotoというのだ。 リマあたりの地震はterremotoだったけど、クスコではtemblorだったかな? 被害状況ははっきりとはあくされていないけど、まあ大地震とはいえなさそう・・。 今のところリマ、クスコ、プーノの観光にはまったく支障がないようだ。 【防災用品/避難用品】非常持出袋セット避難セット(レディース21) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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