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テーマ:海外生活(7779)
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ペルー、ピスコ沖地震発生から一週間たった。
「服とか、毛布とかあまっていたら寄付してね」 と会社で言われたのが5日前、 「服なんてあんまり持っていないし、毛布なんて自分用のがあるだけだし、寄贈できるほどもっているのは本だけなのよね・・・。」 金銭の寄付は会社にして、それで食べ物が買われて救援物資となったけど、他に私ができることって・・。 献血もできるかしら?でもどこで募っているの? それから3日後、なぜか仕事中に気づいた・・。 私は寝袋を持っていたのだ・・・ mont-bell(モンベル) U.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#4 【スリーピングバッグ】【ギア】 長いことトレッキングしていないので使っていない。友達に貸してばかりで当人はもう数年間使っていなかった。 アドベンチャーなどを行うツアーオペレーターの多いクスコからはきっとテントや 寝袋などの寄贈が可能だろう。 【送料無料!】ベーシックで使いやすい!オルディナドームテント 6人用 (キャリーバック付) 外国人観光客が利用したり、寒く雨の多い山岳地帯で利用するには耐えなくなった古いテントでも暖かい砂漠ではまだ使用に耐えるかもしれない・・。 そんなことを考えた翌日は仕事でマチュピチュに行っていたので寝袋の寄付に行くことができなかった。 昨日メールチェックをしているときに気づいたクスコのガイド協会からのメール。 “Convocatoria muy muy Urgente(非常に非常に緊急な招集)”という件名。 さてはまたデモや集会の召集か?と思ったが、 それは救援物資の寄付を募るメールだった。 日付は8月20日。地震発生から5日後。 どうして今頃?何が”非常に非常に緊急”なの! 寄付を要求しているもののリストは以下のようだった。 ・ Techo y Albergue: Carpas, camas plegables, bolsas de dormir, etc. ・ Ropa: Prendas de vestir livianas y de abrigo en buen estado o nuevas, frazadas, mantas. ・Alimentos: Alimentos no perecibles (de larga caducidad y fácil cocción). Agua para beber. ・ Herramientas: Linternas, pilas. ・ Medicamentos: pastillas potabilizadoras de agua, botiquín de primeros auxilios. 避難場:テント、折りたたみベッド、寝袋 衣服;軽い衣服、状態のいい、もしくは新しい上着、毛布 食物:腐らない食物 (賞味期限が長く、料理が簡単なもの),飲料水 道具類: 懐中電灯、電池 医薬品; 水浄化剤、救急箱 内容はいかにもアドベンチャー系ツアーオペレータ&ガイド向け・・。 水浄化剤って・・。昔、チョケキラオに行く途中でアプリマック川の水を錠剤で浄化したことがあるけど、砂漠の中でどこから汲んできた水を浄化するの? 発生からもう一週間か・・・。 寝袋を持っていこうかな? そしてちょうど一週間の今日お昼ごろ、ラジオを聴いていると、政府の救援発送情報が流れていた。 毛布やテント食料がXX地区に何個送られた・・などという感じのものだった。 すでに毛布が被災地に到着している。 私の寝袋って必要かな? 毛布のほうがたぶんありがたいかもしれない・・。 これからガイド協会に持っていっても、寄付が集まって発送されて、到着にはもう少し時間がかかる。 発生から10日以上経って寝袋が届いても使う人はいるのかな・・。 被災者以外に渡っていしまったららどうしよう? もし寄贈のメールが地震発生直後に届いていれば、私だって寝袋を洗って、即座に寄付に行っていただろうに! 今まで地震の際にどんな援助ができるかなんて考えたこともなかったものだから、地震発生時に寄贈の指針となる情報ってほんとに必要だと思った。 それに必要とされる物資だって、刻々と変わってくるだろう。 救援物資の寄付を続けていく上で欲しい情報。 1.その時点で必要な救援物資と不要な物資の情報。 2.救援物資募集の締切日・発送日、 3.救援物資発送から被災地への到着までの時間。 以上の情報が的確に提供されない限り、きっと無駄になってしまう物資がでてくるだろう。 (ペルーに的確さを求めるのはどだい無理なことだろうけど・・) 寝袋一個にいろいろなことを考えさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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