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カテゴリ:自転車
現在物欲沸騰中で、自転車雑誌や自転車関連のサイトを眺めていると、あれも
欲しいこれも欲しい状態になっています。それがアクセサリーならまだしも、 完成車をあれもこれもと言い出したら、金銭的にも物理的にも、その負担は とてつもなく大きなものになります。 金銭的には、無理すれば買えないことはない(どれでもというわけにはいきませんが 型落ちのエントリーモデルならなんとか)のですが、保管のことを考えるとやっぱり 無理です。それに複数台の自転車を所有しても、乗る身体は一個しか無いわけで、 しかも毎日乗れるわけじゃないということを冷静に考えたら、やっぱり無理です。 と言うわけで、縁有ってROVERのオーナーになったんだから、こいつと添い遂げて やろうじゃないかと決意を新たにしている今日この頃です。 ところでROVER一世号君は、値段も激安ですし(定価で買っても税込4万円しませんw)、 ギアもわずか6段、もちろん大したコンポが組まれてるわけじゃないですし、場合に よっちゃミニベロ扱いされかねない24インチタイヤを装着しています。 ついつい卑屈になって、自分の愛車なのにROVER一世号を「なんちゃってロード スポーツ車」などと呼んでしまうわけですが、しかしROVERというメーカーは、実は 元々自転車メーカーでした。 ROVER自転車は、世界で初めて前後輪が同じサイズのチェーンで駆動する空気入り タイヤとブレーキを装着した「安全自転車」として販売された自転車でした。 「放浪する」という意味の「rove」からROVERと名付けられたこの型の自転車は、後世 の自転車の主流となります。 「早くなくても良い、でも遠くへ行きたい」という私の望みに、ROVERという名前の自転車は 本当にぴったりではありませんか。 英国の童謡「マザーグースメロディ」に「Monday's child is fair of face」という歌が あるのですが、この歌によると木曜日生まれは旅が好き(Thursday's child has far to go) なのだそうです。そしてまさに私は木曜日生まれw 木曜生まれの旅好きが放浪者という名前の自転車に乗ってるなんて、出来過ぎにも ほどがあると思っちゃいますw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月23日 03時55分21秒
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