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ROVERでポタポタ

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2006年11月06日
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カテゴリ:サイクリング
やったね、三度目の正直達成。
ざまぁみろ♪(いや誰にというわけではないのですがw)

と言うか、和束側からのアプローチ、非常に良うございました。

11月5日。2度の失敗に懲りて(一度で懲りろよ)、今回は6時起きの
7時出発。今日も天気は上々です。

いつも走り始めの20kmぐらいはウォーミングアップを兼ねてちんたら
走ります。しかも今回はサドルの高さ調節をしながら走ったために、
いつも以上のちんたらさ。

国道307号線を枚方から京田辺に向けてちんたら走り、府道22号線から
同志社大学前を抜けて、JR三山木駅を通り、玉水橋へ出ます。

玉水橋からは京八木CRが見えます。何人かのローディが気持ち良さそうに
走っています。それを横目に、私は玉水橋を渡ってJR玉水駅をすり抜け、
玉川沿いの府道を走ります。

道はやがて山中へ入り、対面一車線になりますが舗装は比較的綺麗で
車も少なく、森林浴気分で走れます。予想通り上り基調の道ではありますが
それほど激坂でもなく、淡々と上っていけます。

大正池グリーンパークという野外活動施設を抜け、玉川動物王国という
面白そうな施設も通り過ぎ、やがて景色は深山幽谷という言葉がぴったり
の風景に変わります。

切り立った山と山の間を縫うように走る細い道は、時々自動車やオートバイ、
ローディな人が通るぐらいで、非常に走りやすい道でした。

嫌いな上り基調が続きますが、案外苦にもならず(覚悟してましたから)、
のろのろと上って行きます。

やがてヘアピンカーブを最後に頂上付近を抜けると、それは見事な景色が
眼前に広がります。三脚据えて写真を撮りに来ている人もいました。

上ったらお待ちかねの下りです。私は基本的に下りは楽なので大好き
なのですが、今回の九十九折の下りはさすがにビビりました。

その後機嫌よく下り切って、ふもとの村落を抜けるとローソンを発見。
「わーい♪ エイドステーション見っけ♪」と叫びながら駐車場へ
突っ込んでいくと、ローディな人たちが一杯w 恥ずかしかったw

起き抜けはいつも食欲が無く、それでもとりあえずおにぎり一個と
VAAMゼリーを腹に入れては来ましたが、最初から20km走った後の
最初のコンビニで何か食べようと思っていたので、そのローソンで
おにぎりを一個買って食べました。

その後和束川沿いを信楽方面に向けて走ります。最初のうちはそれほど
坂も無く、平坦な道を淡々と走っていましたが、そのうち坂が断続的に
現れるようになりました。

やがて上り一辺倒になり、平均時速は10km/hを切りますw

自動車やオートバイはもちろん、ローディな人がばんばん追い越して
行ってくださいます。ローディな人に追い越されるのはしかたないと
しても、MTBな人にもさくさく抜かされてしまうのはなんだか悔しいの
ですが、文句なしに抜かされますw

「あーとから来ーたのに追ーい越ーさーれー、泣ーくのがいーやなら
さーぁ走れ~♪」と歌いながら、坂を上ります。
余裕と言うよりは自虐w

それでも走り続けている限り、終わらぬ坂はありませんし、到達しない
目的地もありません。

ぜーはー言いながら上った坂も終わり、道は国道307号線に合流します。

国道307号線に入れば、信楽にはもう着いたも同然。信楽名物のタヌキが
ざくざく現れます。

信楽駅に到着したのは正午。自宅から信楽駅まで5時間ジャスト。距離は
約53km。と言うことは、平均時速約10km・・・。

私が自転車で走るよりマラソン選手が自前の脚で走る方が速いんじゃね?

ま、サドル調整しながら走ってたし、上り多かったし、休憩も取ったしと
誰に聞かれたわけでもないのにとりあえず言い訳をいくつか考えて自分で
納得して、昼ごはんにします。

その前に、どこで食べるか参考にするために、信楽伝統産業会館に行きます。
ここは観光案内所も兼ねてるはずなので、何か適当なパンフレットでもあれば
と思って行ったのですが、特にめぼしい資料はありませんでした。

ただ、インターネットが無料で使え、印刷もタダでしてくれるので、まあ
便利っちゃ便利です。

でもインターネットで調べても大した情報も見つからず、めんどくさくなった
ので伝統産業会館の真向かいにあるうどん屋でとりなんばうどんを食べました。

その後信楽駅に行って記念写真を撮ったら、先日行った洞之園でお茶を飲みたく
なったので帰路につくことにします。

信楽を抜ける前に、信楽銘菓「うずくまる」を売ってる店に行って「うずくまる」と、
干し柿の中にこしあんを詰めた「黒柿」を購入。ただしどちらも帰りに寄った実家の
両親に進呈してしまったので、味はわかりません。
「うずくまる」は一個100円でしたが「黒柿」は一個250円と結構お高かったです。

さて信楽から洞之園までは5~6km程度、15分ぐらいで着きます。
今回はおはぎを頼みましたが、やはり甘さ控えめで大変美味しゅうございました。
やっぱこの店当たり。そして前回同様、芋餅をお持ち帰り。

その後宇治田原まで走り、最初の信楽チャレンジでの折り返し地点となった
お茶の木谷山で前回食べ損ねた抹茶ソフトを食べました。この抹茶ソフトは
お茶の味がちゃんとして、甘いものがあまり好きではない私でも美味しく
いただけました。

日没までに国道307号線を抜けなければ、またもやnear自殺行為です。
まあ、今回は日没までにかなりの余裕を持って、山城大橋までたどり着きました。
山城大橋に出たところで、ここから枚方に抜けるまでに2つの峠を越えなければ
ならないことを思い出しました。

峠を越えれば最短距離で自宅まで帰れますが、背中のディバッグには実家への
お土産が入っています。実家へ行くなら、木津川伝いに京八木CRを走った方が
便利なのと、京八木CR未踏区間が丁度山城大橋から木津流れ橋までだったので、
この機会に踏破しとくかと思って自転車道へ乗り入れます。

三連休最終日だからか、京八木CRは「歩行者・自転車道」だと言うのに原チャリは
もちろんのこと、自動二輪も自動車までもが走っています。おまわりさんもここで
張ってりゃ通行区分違反がなんぼでも狩れるだろうに。

それでもやはり信号がなく平坦な京八木CRは快適です。相変らず後から来たローディな
皆様にはバンバカ追い越されてましたがw

御幸橋から旧国道1号線に乗り換えて実家到着は17時過ぎ。信楽から数えて丁度50km
を3時間(途中休憩3回)ほどでした。

ところで、信楽からの帰路は下り基調とは言えいくつか上りもあるのですが、
その上りをえんやこら上っている時にサイクルコンピュータを見ると、自転車で
走っているとは思えない数字が表示されておりました。

余りにも遅いので、どれくらいまで遅く出来るかなと訳の分からない興味を抱き、
試してみたところ最低時速は3.7km/hを記録。私の歩行速度は、平坦路で5.5km/hぐらい
ですから、いくら上りとは言え歩いた方がマジで速いかもしれませんw

ちなみに復路の最高速度は下りで50km/h。多分もっと出せたと思うけど、これで
すっ転んだら確実に死ねるっつーか、路面に脳みそ撒き散らすなあと思ったところで
手が勝手にブレーキをかけていましたw

実家で夕食を食わせてもらって自宅へ戻る途中、ハンドルに規則的な振動が
感じられました。これは前輪に異常発生だなと思って下車、タイヤチェックを
すると案の定パンクです。

パンク判明箇所から自宅までおよそ4km。どうする?押すか?空気を入れて騙し
騙し走るか?

しばらく考えた結果、とりあえず空気を入れて様子を見ながら走ってみることに。

空気を入れてしばらく観察しますが、たちまち空気が抜ける様子はありません。
2kmほどそっと走ってみましたが、空気が抜ける様子はありません。

パンクじゃなくて、バルブでも緩んだのかなと思いながらも、やっぱり心配なので
残り2km地点からは下車して押しました。

帰宅後、タイヤをはずしてチューブをチェックするとやっぱりパンクでした。

パンクって言うと後輪が多いと聞きましたが、私の場合は前輪ばかりがこれで
4度目です。だいたい150km走るごとに一回パンクしてる勘定ですね。これが
多いのか少ないのかは、よくわかりません。

と言うわけで、信楽サイクリング、やっと達成です。
この日の走行距離、111.05km(内3kmほどは押し歩きですが)でした。

でも今回は、一回も上りで押し歩きしませんでした。
これでも多少は進歩してるのかな?





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最終更新日  2006年11月07日 03時49分51秒
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