北朝鮮から日本への7月の輸出額が前年同月比42.2%減の4億3979万円と半分近くに
減ったことが30日、財務省の貿易統計でわかった。7月5日の北朝鮮のミサイル発射を受け、
日本政府が実施した北朝鮮の貨客船・万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止を柱とする
経済制裁の影響とみられる。制裁発動前の今年6月と比べても44.2%減った。
主要品別では、前年同月に約1億4000万円あった石炭・コークス・練炭がゼロ、果実・野菜が
前年同月比88.8%減の210万円、エビやウニなどの魚介類が同7.0%減の1億9901万円と
軒並み減った。
万景峰号は日朝間を結ぶ物資輸送の中心的な存在。今後も、北朝鮮の外貨収入源となっている
北朝鮮産マツタケが日本の食卓から姿を消すなどの影響が出そうだ。
一方、日本から北朝鮮への輸出はバス・トラックなどの輸送機器や織物用糸・繊維製品が主力。
7月の結果は31日に公表されるが、大幅減の可能性が大きい。
貿易統計によると、05年の日本の対北朝鮮貿易は、輸出が前年比28.1%減の68億8281万円、
輸入が同18.0%減の145億3601万円。輸出入総額は同21.5%減の214億1882万円と
4年連続の減少。日朝関係の悪化などが背景にある。
アジア経済研究所在ソウル海外調査員の中川雅彦氏は「北朝鮮は日本への輸出が減った分を
中国に振り向けている。今後ますます中国と北朝鮮の貿易面での関係が深まるだろう」と予測する。
ソース:朝日新聞
ttp://www.asahi.com/international/update/0830/014.html
油断出来ませんね、朝日新聞が書いてるんだもん、何か裏があるに決まってる。