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2006.09.02
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カテゴリ:韓国

景気はすでに下り坂に入ったのか・・・産業生産増加率が過去13ヶ月最低、景気先行指数も6ヶ月下落

■景気はすでに下り坂に入ったのか
 先月、産業生産増加率が過去13カ月の最低値に落ちた。
 また、消費財販売は昨年同月比減少傾向に変わり、今後の景気状況を予告する
景気先行指数も6カ月連続下落し、景気下降に対する憂慮が現実となりつつある。

●産業も消費も不振
 統計庁が29日に発表した「7月の産業活動動向」によれば、先月の産業生産は前年
同月比4.4%増加にとどまった。
6月(10.9%)の半分水準で、昨年6月(3.7%)以後13カ月での最低値だ。7月の
産業生産増加率は、市場が当初予想した5%にも及ばなかった。

 消費も振るわなかった。
先月の消費財販売は前年同月比0.5%減少した。消費財販売が昨年同月比で減った
のは昨年1月(-4.0%)以後18カ月ぶりのことだ。
国内建設既成額(建設業者が工事をして受けたお金)も、集中豪雨による民資部門の
工事実績不振で、昨年同月比で0.7%減少した。昨年2月(-3.3%)以後の17カ月
で初めての減少だった。

 統計庁は、産業生産増加率が下落したのは、自動車ストライキと集中豪雨のためだと
説明した。また、比較時点である昨年7月の増加率(7.0%)があまりにも高かったことも
影響を及ぼしたと付け加えた。
消費財販売の減少に対しても、自動車ストライキによって乗用車販売が減り、集中豪雨
のため自動車燃料消費が減ったことから影響を受けたと説明した。

●景気先行指数、引き続き下落
 今後の展望も明るくない。
おおよそ6カ月後の景気を展望できる景気先行指数(前年同月比)は4.3%で、前月比
0.5%落ち、今年2月以後6カ月続けて下落した。

 景気先行指数は、△求人求職の割合、△消費者期待指数、△在庫循環指標など10の
指標を通じて今後の景気を展望する経済指標だ。
チェ・イングン統計庁経済統計局長は、「過去の経験からみれば、先行指数が6カ月連続
下落すれば、初下落が始まってから8~15カ月後から、景気が下り坂に入る時点が来る
のが一般的」と話した。
先行指数が今年2月から下落したから、早ければ10月から景気が下落する可能性がある
という意味。しかし、最近、景気循環周期が短くなりつつあるのを勘案すれば、すでに景気が
下り坂に入った可能性もある。
チェ局長はこれに対し、「本格的な景気低迷を論ずるのはまだ早い」と主張した。

 また、チョ・ウォンドン財政経済部経済政策局長は、「景気が下り坂に入ると言っても、山頂
から下り坂になることと、高原でそうなることとは意味が違う。減少の幅が狭まることにもっと
注目しなければならない」と話した。

 しかし、シン・ミンヨンLG経済研究院研究委員は、「景気が沈滞局面に入っているのかどうか
ははっきりしてないが、早く鈍化していることは確認されている。人為的な景気浮揚がなければ、
世界景気のように来年第2四半期(4~6月)ぐらいに底を打つだろう」と話した。

ソース:東亜日報 AUGUST 30, 2006 03:01
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006083081948
 


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最終更新日  2006.09.02 10:58:29



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