カテゴリ:たわ言集(*^_^*)
36協定では月45時間以上の残業を年6回まで出来るのだが。。。
うちの会社では月45時間以上の残業をしたら、必ず産業医の問診を受けなければならない決まりになっている。 これが労働者のどれだけの負荷か想像して欲しい。45時間以上残業するのは仕事の負荷が高い状況下にあるからです。 この状況下で平日に時間を確保してテレビ会議の産業医の問診です。 現場作業責任者が現場を空けて問診を受けると言うことは、問診を受ける為に工程と手順を変更して代理人を確保し引き継ぎするという労務負荷が発生するのです。 現場作業者10人遊ばせて、工程を遅らせて、遅れた分の作業費を追加で支払い、現場作業を休止にすれば良いじゃないか!とは誰も言いません。 俺の場合は、問診受ける為に休日出勤して要領書の改定するはめになりました。 つまり、45時間以上残業したら残業して問診を受る時間を作れという労働者を保護するふりをして更に残業を課す制度なんです。 これと似た話は『有給消化制度』です。 うちの会社は年に最低10日の消化義務があります。はっきり言って年休取ると仕事が遅れるのでその分残業して取り返すしかありません。 10日だと80時間、12ヵ月で割ると約6.5時間です。月45時間の内6.5時間は固定の残業と言う事なるので、月38.5時間しか残業出来ないのです。 今年度は、12月時点で5日も年休消化ノルマがあったので地獄でした。 年休を取ると仕事の負荷が上がるのです。 1日休めば2日間4時間残業です。 5日休むには、10日間4時間残業です。 年休取って休日出勤したりとか、年休って何の為の制度でしたっけ? 参考までに平日年休で休むと遠慮なく当たり前に朝から晩まで携帯に電話が掛かって来ます。 休んでる感ゼロです。 有給使ってリフレッシュって何の事だっけ? 防波堤の上で釣りしながら電話を受ける事もあります。 家族旅行の移動中に電話の為に1時間位家族を車に放置した事もあります。 うちの会社は労働時間外の客先からの電話対応や車を運転しての定時外の移動などを労働と見なしません。 夜中の2時に掛かってきたトラブルの電話対応で朝6時までずーと寝ないで現場を電話サポートしても労働ではないそうです。寝させて貰ってないのに8時から普通に仕事です。 この状況において、現場入所教育のアンケートの睡眠時間は充分か?の問いには虚偽の『はい』に○付けないと作業中止になります。 コールセンターのオペレーターや自動車の運転手は立派な労働者ではないのだろうか? まぁ、これを認めると大変な事になるのは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/03/21 09:51:38 AM
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