カテゴリ:(嫁から貰った)ROVER MINI
大変始動性が良いエンジンだったのだが、夏頃から時々『エンジンが掛かりにくい』症状が出始めた。
症状は以下の通り、 (1)朝、キーを回して燃料ポンプの停止を確認して、セルを回す。1回転目の初爆はするが2回転目は失火する。以後掛からない。 (2)キーを切り、またセルを回す。燃料ポンプが動作しない時は絶対掛からない。燃料ポンプが動作しても(1)同様に初爆のみ。 (3)燃料ポンプが動作した時の5回目位でエンジンが掛かる。 (4)エンジンが掛かりにくいのは長時間駐車場した時のみ。 さて、原因は何でしょう? 何回セルを回しても、燃料ボンプの動作時間は同じ。 つまり、燃料ポンプ起動後の燃圧を検出してフィードバックで止まっている訳ではない。 電源を入れると燃圧関係無く一定時間回している様だ。 参考までに走行中は燃料ポンプは回りっぱなしだ。 基本的に燃料が多すぎたらリターンホースで燃料がタンクに戻る仕組みなので流量が多くても問題ない。 そこで、推測してみた。 燃料ポンプが性能劣化して流量が減り、初爆分しか燃料が供給されてないのではないか? そして、検証してみた。 我が家のミニの燃料ポンプは社外品です。 FFスターレットのリビルド用(多分、中華製2,800円)を流用しています。 インジェクションのミニの燃圧が0.1MPa位なので、レギュレーターで燃圧を下げています。 検証する方法は、レギュレーターを緩める事にする。 ポンプが劣化して流量が低下しているので、負荷(レギュレーター)を緩めれば流量が上がり燃料不足の不具合ならば改善するはずです。インジェクションにもレギュレーターは内蔵されており、多少は燃圧が高くても問題ない。 そして、緩めた翌朝ですが『明らかに変わりました』完璧ではありませんが、セルを2回せばエンジンが掛かるようになりました。 そこで、『燃料ポンプを純正(リプロ)新品』に交換する事にします。 これが、レギュレーターです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/01/18 07:26:33 AM
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